結婚後に悩まない「本籍の決め方」3パターン
結婚後の本籍の決め方①:好きな場所を選ぶ
転勤の多い人と結婚を考えたときに悩むのが「本籍の決め方」です。本籍は自分が実際に住んでいる所でなくても問題ないので、記念になる場所を本籍にするケースもあります。
東京ドームや大阪ドームなど、野球が好きであれば好きなチームのホームグラウンドを本籍にするなど、選び方は非常に自由度が高いです。転勤するからといって、転勤先の住所に本籍を移す必要はないのです。
結婚の思い出の場所を本籍に選ぶケースも
結婚してから転勤することになっても、今まで住んでいた土地を忘れない様に、その土地での思い出の場所を本籍にするケースも多いです。初めてデートした所やプロポーズした所など、様々な思い出の箇所が候補に挙げられます。
ただし、転勤先からの距離が離れすぎている場合、本籍記載の書類が必要になったときに困るので注意しましょう。
結婚後の本籍の決め方②:転勤時に楽な実家を選ぶ
本籍の決め方で悩んだ場合、夫と妻のどちらかの実家に置くのも一般的です。戸籍謄本は、その土地の役所でしか発行してもらえませんが、郵送してもらう事も可能になります。
家族に代理で役所に行って発行してもらって、家族から直接受け取るという手もあります。その為、転勤が多い相手と結婚する場合は、実家に本籍を置くと楽になるケースが多いのです。
本籍を置くのは役所が近い方の実家がおすすめ
戸籍謄本をスムーズに郵送してもらうためにも、少しでも近い方の実家を選びましょう。緊急で戸籍謄本が必要になることもあるので、万一の事態を考えて取得に苦労しない所を選ぶことが大切です。また、実家に限らず、実家の周辺のお気に入りの場所でも問題はありません。
結婚後の本籍の決め方③:現住所と同じにする
転勤の度に本籍を変えておけば、すぐに戸籍謄本が必要になっても、スムーズに発行してもらえます。郵送であれば3日程度かかることが一般的なので、あらゆる事態を想定するのであれば、現住所と一緒にしておくのもいいでしょう。
本籍の変更は最小限に留めないと子どもが大変なので注意!
ただし、転勤があまりにも多い人が現住所と同じ場所に本籍を置く場合は、注意点があります。自分の財産を子どもが相続する際には、自分の戸籍謄本を全て集めなければなりません。自分の子どもが苦労することになるので、できるだけ本籍は変更せずに一つの場所に留めておきましょう。
例えば、10回本籍を変えたとすると、その地域の市役所から1通ずつ戸籍謄本を取り寄せなければならなくなります。自分には迷惑はかかりませんが、自分の子どもに迷惑がかかるので、特別な事情が無い限り、本籍の変更は最小限に留めましょう。
結婚後の本籍の決め方は「好きな場所」「実家」「現住所」の3つ!
転勤の多い相手と結婚したときの悩みのひとつが「本籍の決め方」です。本籍に関しては、実はどこにするかはさほど重要ではありません。
ここでは結婚後の「本籍の決め方」3パターンを紹介しました。①好きな場所②実家③現住所の3つの中で忘れない場所を選ぶと良いでしょう。
しかし、いざ戸籍謄本が必要になったときに無駄な手間をかけることになるので、できるだけ取り寄せやすい場所に指定しましょう。結婚後は3つの中で本籍を実家においておくのが一番便利です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません