結婚を機に転勤したい人が希望を通すために必要な意識と準備

2016年11月29日2020年3月31日結婚, 転勤

結婚を機に転勤したい！希望を通す為の「準備」

恋人との結婚がまとまり、今の勤務地では一緒に住むには不便……その際、転勤を希望して他で一緒に暮らしたいと考えている人も、なかにはいるでしょう。

上司や人事部を上手に説得し、自分の思うように転勤させてもらうために、さまざまな策を講じてみましょう！

まず重要となってくるのは「転勤希望を出す準備」です。ノープランで転勤の申請をしても、きっと希望は通りません。むしろ、「結婚」は転勤希望の要素としてはまったく使い物にならないので注意しましょう。

結婚での転勤希望なら「状況を確認すること」から！

結婚をはやるばかりに、何も現状を確認せずに突っ込んでも、もちろん無理です。

『社内制度の異動事情』と『現在の自分の実績』をまずは確認しましょう。社内の規定で「転勤の希望あり」と書かれていたのなら問題ありませんが、あえて禁止と書かれている場合もないとは言い切れません。

また、社内で希望を言えるほどの実績をあげているのかも重要です。売り上げもあげてないのに希望を通すのは、会社としても「はいそうですね。」なんて言えません。

結婚での転勤希望なら「周囲の評価」の重要！

結婚の事実は、できる限り交渉成立するまでは言わないようにしましょう。知られてしまうと、「そんな理由で転勤拒否していたのか」と思われてしまいます。

転勤希望を通すためのコツとして、周囲に協力を頼む方法があります。

ひとつめは、普段のうちから「今後こういった仕事をやってみたいんです!!」と、素直になる事です。それともうひとつは、「同期や社内の人との人脈を作っておくこと」です。協力をしてくれる同僚を集めておきましょう。

結婚を機に転勤したい！希望を通す為の「申し出る方法」

転勤を希望するには、当然会社側にもメリットがあるんだと伝えなくてはなりません。そのため、転勤することで起こりうる利益につながるような事を言わなくてはならないのです。

例えば、思い付きではなく「会社のために深く考えた上での転勤希望だ」という意思を伝えたり、転勤希望先で使える『専門的なスキル』もっていたり、ですね。申し出る段階では、決して結婚について触れないようにするのが大前提です。

結婚での転勤希望なら「すべてに肯定的」なスタンスで！

転勤希望を申し出る際、否定的なことは一切言わないようにしましょう。

「今の部署が居づらいから」「現在手掛けている仕事はつまらないから」などです。今の業務もメンバーも素晴らしいけども……というスタンスは常に持っているようにしなくてはなりません。

さらには、「今の部署で学んだことを活かせると思います」なんて勢いを持っているのもいいかもしれません。

結婚を機に転勤したい！希望を通す為にはあきらめないこと!!

結婚を機に転勤の希望を出そうと思ったら、どうしても焦ってしまいがちです。

しかし、焦ってしまうと、当然希望通りに話は進みません。けれども、一度転勤希望が通らなかったからといってあきらめてはいけません！人員計画の都合でタイミングが合わなかっただけ、というケースだってあるからです。粘り強く長期的に作業をしていくのが重要です。

結婚での転勤希望「周囲を巻き込む」のもアリ！

先に述べたとおり、転勤は「周囲の評価」も転勤希望を許可する査定の対象となります。

周囲の評価がそのまま転勤できるかどうかに影響する場合だってあります。そのため、同僚や上司・部下などにお願いして、転勤を応援してもらうといいですよ。

「結婚」のワードは禁止！結婚での転勤希望なら「準備」と「姿勢」が重要！

結婚を機に転勤したい人が希望を通すために必要な意識と準備と題して、説明してきましたが参考になりましたでしょうか？

結婚を機に転勤したいと思ったら、まずは何よりも「結婚」というワードは出さない事です。

転勤の条件の中に、「結婚したいから転勤」なんていう記載はないはずです。転勤を希望するのなら、事前にしっかりと確認や準備をしておくべきです。

また、否定的な意味での転勤希望ととられないよう、前向きな姿勢で転勤申請にのぞむようにしましょう。