休職中に結婚する場合の会社に対する注意点
休職中の結婚は後ろめたいから隠すべき?
休職している時に結婚することで、会社に後ろめたさを感じるのは当然のことです。
自分が休職している間も働いている職場の同僚や上司たちに、「休職した上に好きなことをしている」と思われるのではないか、と心配になりますよね。
それならば休職中に結婚したことを会社には言わず、隠しておくのはどうでしょうか?
休職中の結婚は会社に隠してもバレる
会社に対して「申し訳ないから」と、休職期間に結婚したことを隠そうとする方もいます。しかし、男性の場合は結婚することで扶養家族が増えれば、会社に扶養控除の届け出をする必要があります。女性は結婚して名字が変われば、銀行口座を始め各種変更手続きが必要になるため、バレるのは時間の問題です。
休職中の結婚は隠そうと思ってもいずれバレるのですから、バレてから気まずい思いをするよりは、先に報告した方が良いでしょう。
休職中の結婚への反応は会社や事情によって異なる
うつ病などの病気の治療のために休職している場合、精神的な支えになってくれる人と結婚することで、病状が安定するならそれに越したことはありません。
休職中の結婚に関しては、事情によって会社の反応は大きく変わります。さらに上司や同僚に、理解があるかどうかでも反応は変わります。祝ってくれる人もいれば、「休職しているのに、結婚はできるのか」と批判的な人もいます。
しかし、「休職しているから結婚していけない」という決まりはありません。実際、休職中に結婚しても悪く思わない人の方が多いです。
休職しているなら派手な結婚式は控える!
いくらおめでたいこととは言っても、休職して会社の人に迷惑をかけていることには変わりません。休職中に結婚するのは自由ですが、派手な演出の結婚式を挙げるのは控えた方が良いでしょう。会社の人を結婚式に招待するとなると、招待された側も悩んでしまうものです。
休職中に結婚するなら入籍だけ済ませ、結婚式は完全に復職のメドが立ってからにしましょう。どうしても式を挙げる必要があるならば、親族のみで行うのが無難です。
休職中の結婚を批判されるなら退職も視野に入れる
休職中に結婚した場合、「仕事はできないのに結婚できるのか」などの批判があることも覚悟しましょう。自分の所属する部署でそのような批判をする人がいたら、休職から復帰しても人間関係がうまくいくとは思えません。一度退職をして、再就職することも視野に入れれば気持ちが楽になります。
仕事は他にもあるが結婚相手の代わりはいない
もしも退職すれば、休職期間を気にすることなく日々を過ごすことができます。仕事は探せば他にもありますが、結婚相手の代わりはそうそう見つかるものではありません。自分にとって大切なものは何かを考えることです。
休職中に結婚するなら派手な式は控えるなど会社に気をつかうべき
休職中に結婚する場合の、会社に対する注意点について説明してきました。
休職している間に結婚することは、悪いことではありません。ただし、反応は人それぞれですので、休職中の結婚についてはまず慎重に考えることをおすすめします。
また、休職している間に結婚したことをあまりにも批判されるようなら、退職することも視野に入れましょう。人間関係が悪化するだけですから、無理に働き続けるのは得策ではありません。
結婚はおめでたいこと。休職しているとはいえ、結婚することを悪く思う人はあまりいないでしょう。世間体を気にしすぎて結婚のタイミングを逃した、なんてこともありえますから、よく考えて自分にベストな選択をしてください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません