年末調整は正しく行おう!保険金の受取人を記入する際の注意点
保険金の受取人になれる人物
年末調整における保険金の受取人は、基本的に本人か配偶者か親族になります。一般的には、保険金は遺族が受取人になることが常識となっているので、これ以外の人物は有り得ないと思う場合もあります。保険料の控除を受けるためには、正当な契約内容の保険であることを証明する必要があるので、保険金の受取人の氏名と続柄を記入しなければなりません。
親族を指定する場合の注意点
保険金の受取人は、親族であれば誰でもいいというわけではありません。法律に基づいて、明確に受取人にできる親族は決められています。6親等内以内の血族、または3親等以内の婚族でなければ保険金の受取人にはできません。それ以外の人物を記入してしまうと、年末調整の訂正またはやり直しを求められるので注意が必要です。
受取人の氏名を記入する書類
保険金の受取人の氏名を記入する書類は、サラリーマンであれば会社から渡されます。フリーランスであれば、自分で税務署に取りに行くことになります。給与所得者の保険料控除及び配偶者特別控除の申告書という名称の書類の、保険金の受取人について記入する項目に記入しましょう。
漢字と続柄の間違いに注意
保険金は、内容によっては数千万円にも及ぶ高額な補償となっています。そのため、間違っても保険金の受取人の記入を間違えてはいけません。年末調整時に記載する受取人の氏名を記入し損ねてしまうと、事実と違う人物が受取人になっているとされて、訂正を求められることになります。また、氏名だけではなく続柄を間違えて記入した場合も同じなので注意しましょう。
年末調整の保険の控除に必要な書類
年末調整において、保険に関する控除に必要な書類は、会社から渡される受取人を含め、金額などあらゆる項目を記入する書類である給与所得者の保険料控除及び配偶者特別控除の申告書と、毎年10月に送られてくる生命保険料控除証明書です。
生命保険料控除証明書が送られてこない場合
保険会社から、生命保険料控除証明書が送られてこなかったり、紛失してしまった場合には支払い証明となる領収書の提出が認められています。ハガキを紛失していなくても、領収書の提出が認められているので、生命保険料控除証明書に記載された年末調整に必要な項目をメモしておいて破棄しても構いません。
保険は非常に重要!年末調整の受取人の記入時に注意!
保険は受け取る機会が無いことが一番良いですが、保険に加入しておくことで万一の事態に備えられます。毎月保険料を支払っていく代わりに、万一の時の大きな助けとなるので受取人を含め、あらゆる項目の記入には細心の注意を払いましょう。年末調整における控除申請の際にも、記入間違えをしないように、保険は重要なものと心得ておくことが大切です。
それにともない、年末調整の書類に記入する受取人の記入には、間違いのないよう充分注意しましょう!
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