社内結婚における退職・転職の必要性
社内結婚する前にお互いの働き方を話し合っておこう
結婚後も働きたいと考える女性は増加傾向にあります。この場合は家事をどう分担するか、社内結婚を機に退職または転勤はするかなど、社内結婚する前に夫婦で話し合っておきましょう。
また、ライフスタイルに合わせて勤務時間を減らしたり、扶養内での働き方に変える人もいます。社内結婚後の退職や働き方は、夫婦によって様々です。
社内結婚しても退職しないのが一般的になりつつある
一昔前までは社内恋愛の末に社内結婚となった場合は、女性が退職するのが一般的でした。しかし、現在はそのような状況はほとんどありません。社内結婚後も、女性側もそのまま仕事を続けて問題ないという考えが主流になりつつあります。
ただし、会社の方針で社内結婚後に異動の可能性があったり、職場に私情を持ち込まないなど周囲への配慮が必要です。
社内結婚後の退職は職場の雰囲気次第でもある
社内恋愛から社内結婚した夫婦が同じ職場の同部署にいた場合は、周囲の人からしてみたら仕事をやりにくいように思われてしまう傾向があります。社内恋愛から社内結婚をしても、夫も妻も退職しないのが一般化しつつあるとはいえ、社内結婚をすると周囲の目や雰囲気を気にして、女性側が退職するケースが多いです。
社内結婚後の退職は、職場の雰囲気も大きな要因です。
社内や人目に気を遣えるのであれば退職する必要はない
社内恋愛から社内結婚になったからといって、必ずしも転職する必要はありません。互いに常勤で通勤や昼食が一緒なのであれば、周囲も気を遣ったり、社内結婚した夫婦に対して良く思わない人も出てくるかもしれません。社内結婚してどちらも退職しないなら、社内の人に気を遣いましょう。
社内ではできるだけ接触しないなど、公私混同を避けるよう心がけてください。職場に気を遣えて公私混同しないなら、社内恋愛後に社内結婚という運びになっても退職する必要はありません。
退職の必要はないが社内結婚後の生活を話し合うべき
社内恋愛から社内結婚した夫婦が同じ職場で働くことについては問題はありませんが、今一度見直してみてはいかがでしょうか?
たとえば、家庭内のインフルエンザ感染で同時に休んでしまうリスクだとか、同時に有給休暇取得が難しくなるなど。人数が少ない部署では、同僚などが一緒に働きにくいといった問題もあるかもしれません。
社内恋愛を経て社内結婚したからといって、どちらかが退職するべきというわけではありませんが、同じ職場で働き続けることについてよく考えて話し合うべきでしょう。
社内結婚から転職を考えるケースとは?
社内結婚でも、転職などを考えるケースがあります。それは、収入面の問題や妻側の働き方を変えたい場合などです。
では、次に社内結婚後に転職を考えるケースについて見ていきましょう。
社内結婚後の転職の必要性①:家族を支えるための収入が不安
結婚は、ただ単に一緒になるというだけではなく、家族を養うという意味もあります。
新たに妻がパートナーになるだけではなく、妻との間にできるかもしれない子供のことまで考え、一般的に男性は一家の大黒柱として家族を支えていかなくてはいけません。
そんな状況の時に、今の会社では収入が低すぎる、もしくは会社の経営が不安定で先行きが不安に感じることが、男性にとって社内結婚後に転職を考えさせる要因となっているのです。
この要因により、社内恋愛から社内結婚した場合、妻ではなく夫が退職するケースもあります。
社内結婚後の転職の必要性②:生活環境の変化
社内恋愛から社内結婚をしても、夫も妻も退職しないのが一般化しつつあると上述しました。ですが、社内恋愛の末の社内結婚を期に、転職を考える方が多いようです。その要因としてまず挙げられるのが、生活環境の変化です。
結婚により、家事の負担が増えることや、将来子供ができるということを考えて、今の勤務形態を見直す場合があります。そうなった場合はフルタイムの勤務状況から、パートタイムや契約社員などへの変更が候補となるでしょう。
社内恋愛から社内結婚する際に退職・転職で悩むなら会社の雰囲気や将来性で決める
社内結婚における退職・転職の必要性について説明しました。
社内恋愛からの結婚は転勤が伴うこともあります。収入面も考えて、退職や転職、又は勤務形態を検討しても良いでしょう。今でも男性側が大黒柱となる場合が多いため、将来を考えて転職するか否か決める必要も出てきます。
また社内恋愛から社内結婚する際に、女性側も退職する必要はありませんが、社内で必要以上に距離が近すぎてしまうと問題になります。
そのため、職場に残る場合は距離感はきちんと考えた方がいいでしょう。
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