クレジットカード会社営業になりたいときの志望動機【例文4つ】
そもそもクレジットカード会社とは?
クレジットカード会社は、その名の通りクレジットカード会社就活生に人気の金融系企業として、クレジットカード会社は毎年トップにランクインします。その理由は水準以上の高待遇と、安定した経営基盤。では、クレジットカード会社はどのように収益システムを構築しているのでしょうか?
クレジットカード会社の収益システム
クレジットカード会社の収益システムは大きく3つに分かれます。
◆クレジットカード事業
これは顧客がカードを使って買い物をするごとに、使用された企業から手数料を集めることによって収益を上げています。また利用者から年会費を集めることによっても、収益化できるので手堅いシステムとなっています。
◆ファイナンス事業
この事業は分割払い・リボ払い・キャッシングを利用する際に発生する金利で、収益システムを構築しています。
◆ソリューション事業
ある企業が「クレジットカードの決済システムを使って事業をしたい」というニーズを持ったとき、活躍するのがこのソリューション事業になります。ノウハウやシステムを提供することにより事業創設をサポートし、その受託料として収益をあげています。
意外と知らないクレジットカード会社の種類
クレジットカード会社には、大きく分けて4つの系列があります。それぞれ、サービスや経営体制に特徴があるので、主なカード会社と特徴を見ていきましょう。
銀行系
・三菱UFJニコス
・三井住友カード
・アメリカン・エキスプレス
もともとクレジットカードは銀行が子会社を設立して発行していました。そのため、潤沢な資金と古くから蓄積したノウハウがあることが特徴となります。利用者数の割合も銀行系カードが多めになっています。
信販系
・ライフ
・楽天カード
・セディナ
信販系のクレジットカード会社は信販会社とも呼ばれており、クレジットカード事業を專門とした企業となります。百貨店などと提携していることが多く、豊富なポイントサービスが特徴です。
流通系
・エポスカード
・クレディセゾン
・イオンクレジットサービス
流通系のクレジットカード会社は、小売業者やその子会社が発行するもので、店頭で入会を申込むことができます。流通系カードは対象店舗で使用すると、特別な値引きやポイントを付与されることもあり、消費者にとって心強い味方になりっています。
独立系
・SBIカード
・dカード
・ヤフー
独立系のクレジットカード会社は、本業が流通系やメーカー系などに当て嵌まらない企業が、自社又はグループ会社を通じてクレジットカードを発行している企業のことを指します。消費者に対して独自の接点を持つ企業が発行する場合が多くなっています。
クレジットカード会社で、特に就活生から人気があるのが、営業の仕事。高収入が望める営業の仕事は、業務量こそ多く大変ですが金融の知識に加えて充実したスキルが学べます。
クレジットカード会社の営業の仕事:新規会員獲得
クレジットカード会社の収益は、会員が増えれば増えるほど増収します。そのため、営業の方は新たな会員を獲得することが必要となるのです。
そのために、休日に開催されるイベントに参加して、お客様に対して直接勧誘をする必要もあります。法人相手だけではなく一般のお客様とも接するので、高いコミュニケーション能力が必要になるでしょう
クレジットカード会社の営業の仕事:加盟店の発掘
実際に店を周り、加盟店の開拓を行います。自社のカード会員がカードを利用出来るシーンを増やすことで、増収の機会を上げているのです。 カード会社の中には、加盟店に対して顧客の層やニーズを提供しているところもあり、お互いにWin-Winの関係を築けるように尽力しています。
クレジットカード会社への志望動機を考える時に気をつけるポイント
志望動機を考える時には気をつけなければならないポイントがあります。まずはそのポイントを掴んでから志望動機例を見ていきましょう。
①「企業理念に共感」には注意を
よく志望動機で「企業理念に共感しました」と述べる人がいますが、これは人事担当者にとってNGワードとなってしまうパターンが多いようです。
企業理念にどう共感したのかを具体的に書き、なおかつ業務内容や企業としての強みを自分の経験と合わせて志望動機を作る必要があります。
②なぜクレジットカード会社なのか答えられるように
クレジットカード会社の事業の特徴は、「何かを売る」というわけではありません。
◆クレジットカードを利用するお客は、紙幣を持ち歩かずに買い物ができ便利。
◆加盟店は、お客が増えることにより売上が上がる。
◆クレジットカード会社は手数料によって利益を上げる。
このようにクレジットカードを利用する事によって、三者が幸せになる構造Win-Winの関係がクレジットカード会社の特徴なのです。
クレジットカード会社の志望動機作成で困ったら
クレジットカード会社の志望動機のポイントや例文などを紹介してきましたが、それでも不安な方は転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか?志望動機作成で失敗したくないですよね。
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クレジットカード会社営業の志望動機例
志望動機:例文①
貴社のセミナーに参加させて頂いたとき、カード業界の将来性と社会への貢献性、貴社の挑戦する姿勢に感銘を受けたことがきっかけです。
私は、仕事を通して多くの人の役に立ちたいと前から考えておりました。その上で、先進的な取り組みを行い業界をリードしている貴社に対し、大きな魅力を感じました。
また、現在の日本に残された80%強の現金マーケットには開拓する余地があります。特に小額決済の際にカード利用率が低いということに興味を持っています。私自身、小額決済を現金で行うことが大半です。私を含め、小額決済を行うことが多い同世代の大学生はあまりクレジットカードを利用しない印象があります。
このような消費者に向けて新たな決済シーンを提供することで、ライフスタイルの変革に挑戦したいと感じました。私は貴社と共に、「安心で豊かな消費生活の実現」に貢献し、自身も成長していきたいと思います。
志望動機:例文②
現状に甘んじず、直向きに挑戦し、自己成長していきたい。これが志望のきっかけになります。 貴社には、84%の現金マーケットを勝ち抜ける地力が大いにあると感じています。そしてこの開拓のためには、社員の一人ひとりに対して「挑戦的行動力」が必要不可欠であると考えます。 私は学生時代、「発展途上国でのインターンへ積極的に参加」「ボランティアでの学習塾開校へチャレンジ」「保険における代理店営業の仕事へトライ」、多くのことへ挑み、着実に行動へ移してきました。
また、OB訪問を通して、貴社には「上司を尊敬し、同期を信頼し、部下を育成する」社風があると実感しました。この環境は、私が海外インターンで体感した理想の環境とも合致しています。 これらの理由から、貴社を志望させていただきました。
志望動機:例文③
私は、貴社の短期インターンシップに参加した際に、「クレジットカード会社の業務は、顧客、クライアント、カード会社の3つがすべて利益を得るwin-win-winの関係」という言葉に感銘を受けました。
私が今まで想像していた社会のシステムは、「何かを売る」「何かを買う」という二極化で成り立っていると思っていたので、関わった人全てが幸せになる業務というものに非常に驚いたのを今でも覚えています。
私は仕事をするのであれば、100%の自信をもって「これが最良の選択」と誇れる仕事をしたいと思っております。そしてそれは、最先端のID端末を用いたスマート決済システムを加盟店に導入したり、スマートフォンを利用し簡易な決済システムを導入したりできる貴社でしか叶えられない思いだと思っております。
また、私は在学中に中国へ2年のビジネスインターンシップを経験し、実際に現地のIT企業で働いていました。その中で驚愕したのは、収益化する際の決済システムが日本に比べて数段遅れているという現実です。
「もっと簡易な決済システムがあれば、もっと自由な事業展開ができる」そのときに感じた使命を達成できるのも、国際的に幅広い事業領域を持つ貴社でしか叶えられないことだと確信しております。
クレジットカード会社営業への志望動機には「カード会社独自の強み」を取り入れよう
クレジットカード会社の営業に応募する際の、志望動機を紹介しました。クレジットカード会社は、どれも同じように見えるかもしれませんが、系列によってサービス内容や強みが違っています。「なぜクレジットカード会社なのか」というの質問は、履歴書だけでなく面接でも必ず聞かれますので、自分ならではの意見を持っておきましょう。
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