商社マンが知っておくべき業界用語まとめ
商社以外でも良く使われる業界用語とその意味とは?
物流の各段階に多角的に関与することが多くなる総合商社では、業界用語も最新の流行を取り入れているようです。特に、英語と日本語がミックスしたような業界用語を使うことが多く、初めて聞いた人は戸惑う事も多いと聞きます。ここで確認しておきましょう。
よく使う業界用語「ドラフト」:下書きの段階で見せる
商社以外でもよく使われる業界用語として、1つ目に「ドラフト」があります。ドラフトには、下書きの意味があります。その為、「ドラフトをあげる」というのは、「下書きの段階でみせる」という意味になります。
【使用例】「書類できたら、一回ドラフトあげて」
よく使う業界用語「アタッチ」:添付する
2つ目によく使われる業界用語として紹介するのが、「アタッチ」です。アタッチには、添付するという意味があります。メールを送る時などによく使いそうですね。
【使用例】「これにそれをアタッチして送って」
よく使う業界用語「ネゴる」:交渉する
商社以外でもよく使われる業界用語として3つ目に紹介するのが、「ネゴる」です。ネゴはネゴシエーションの略です。ネゴシエーションには、交渉するという意味があるので、「ネゴる」はそのまま交渉するという意味になります。
【使用例】「わかった、わかった、今からネゴるから」
よく使う業界用語「リスケ」:スケジュールを組み直す
商社以外でもよく使われている業界用語として次に紹介するのが、「リスケ」です。リスケというのは、リ・スケジュールの略になります。その為、意味はそのままで、スケジュールを組み直すことです。多くの場合、延期を意味します。
【使用例】「今日の会議は来週にリスケされたよ」
よく使う業界用語「ペンディング」:企画を保留にすること
最後に紹介するよく使う業界用語の1つは、「ペンディング」です。ペンディングとは、未決、保留、懸案中を意味します。
企画を検討した結果、否決ではないが許可もだせない場合に、使用します。まだ、検討の結果が定かではない場合には、使い勝手の良い言葉ともいえるでしょう。
【使用例】「この件はペンディングにしておこう」
商社の営業マンが知っておくべき業界用語とその意味とは?
総合商社の営業として活躍する上では、知っておくと便利なオススメの業界用語があります。商社の営業マンなら是非全部知っておきたい用語をまとめました。ぜひ、使ってみてください。
商社で使う業界用語「コーポレート・ガバナンス」:企業の不正を監視する仕組み
1つ目に紹介するのが、「コーポレート・ガバナンス」です。これは和訳すると、企業統治となります。意味は、企業の不正行為を防止する為に、経営や経営陣を監視する仕組みのことをいいます。
商社で使う業界用語「CSR」:企業の社会的責任
2つ目に紹介する商社マンが知るべき業界用語は、CSRです。企業の社会的責任という意味です。
企業においての経済的・法的責任の対象を、企業に対して利害関係のある人や地域社会にまで広げた考え方のことを言います。
商社で使う業界用語「FAF」:燃料費の価格変動による損益を調整するもの
3つ目に紹介するのが、「FAF」です。Fuel Adjustment Factorの略になります。FAFとは、運賃の割増・割引料金の1つです。FAFは、燃料費の価格変動で発生する損益を調整するためにあります。
特に、船舶用で極東や東南アジア、中近東、南アメリカの航路で導入されているものはFAFと呼ばれるようです。
商社マンなら「ネゴる」などよく使われる業界用語の意味は知っておこう!
商社マンが知っておくべき業界用語とその意味をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?「ネゴる」「ペンディング」など、初めて聞いた人はどんな意味なのか全く想像つかないものまでありました。
商社ではこのように多角的な業界用語を使うことがあるようです。これから商社マンとして働く人は、紹介した業界用語を覚えておくと、活躍できるかもしれませんね。
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