「売る」を敬語に変換する方法【尊敬語・謙譲語・丁寧語】
「売る」を尊敬語に変換すると?
この記事では「売る」を敬語(尊敬語・謙譲語・丁寧語)する方法についてまとめました。尊敬語とは主語を敬う表現であり、謙譲語とは目的語を敬う表現です。丁寧語は敬語や謙譲語ほど対象を敬うものではなく、読んで字のごとく「丁寧」に表現したものです。
さて、敬語(尊敬語・謙譲語・丁寧語)の表現のうち、まずは尊敬語の変換からです。「売る」を尊敬語に変換すると、どういう表現になるでしょうか?
「お売りになる・お譲りになる」
「売る」を尊敬語に変換すると「お売りになる・お譲りする」になります。いわゆる「お・・・になる」で尊敬語を作るパターンですね。目上の人や立てたい人が主語・動作主の場合、尊敬語「お売りになる・お譲りになる」を使います。例えば「御殿様が刀をお譲りになる」のように使います。。
「売る」を謙譲語に変換すると?
「売る」の尊敬語が「お売りになる・お譲りになる」でした。ここでは「売る」の謙譲語について見ていきます。「売る」を「尊敬語」に変換すると何になるでしょうか、分かりますか?
「お売りする・お譲りする」
「売る」の謙譲語は「お売りする・お譲りする」です。「お・・・する」で謙譲語を作るパターンです。お客様に商品を売るという文脈であれば「お売りする」が正解ですね。
「売る」を丁寧語に変換すると?
「売る」の尊敬語が「お売りになる・お譲りになる」、謙譲語は「お売りする・お譲りする」でした。ここでは最後に「売る」の丁寧語について見ていきます。
売ります・譲ります
「売る」の丁寧語は「売ります・譲ります」でした。目上の人であるか否かがさして問題にならないような場面であれば、「売ります・譲ります」が正解ですね。
「売る」の敬語は尊敬語「お売りになる」、謙譲語「お売りする」、丁寧語「売ります」
「売る」を敬語変換すると、尊敬語は「お売りになる・お譲りになる」、謙譲語は「お売りする・お譲りする」、丁寧語は「売ります・譲ります」です。尊敬語は「お・・・になる」、謙譲語は「お・・・する」の基本パターンで敬語変換はバッチリです。ポイントは「売る」から「譲る」という言葉も引き出せるかどうかで、それ以外に難しいところはありません。
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