「職種・業種・職業」の意味は?それぞれの言葉の違い
≪業種≫という言葉の持つ意味とは?
まず業種とは?業種という言葉の持つ意味について、簡単に解説します。それぞれの違いを理解し、上手く使い分けられるよう、しっかりと把握してくださいね。
業種とは「職業や工業などの事業の種類」を意味
業種とは、辞書で意味を引いてみると「職業や工業などの事業の種類」と出てきます。業種とは「農業」「漁業」といった事業内容の分かりやすいものから、「情報通信業」といった仕事内容が分かりにくいものまで、多くの種類があります。業種を細かく分けると相当な数になることが予想できますね。
≪職種≫という言葉の持つ意味とは?
多くの就活生が、職種選びに頭を抱えていると思います。では次に職種とは?職種という言葉の持つ意味について、簡単に解説します。どのような仕事に適性があるのか、そのような種類の仕事があるのかなど、しっかり見極めましょう。職種とは、どういった分類のものなのか紹介します。
職種とは「職業や職務の種類」という意味
職種とは、辞書だと「職業や職務の種類」という意味です。事務職・製造職・営業職といった、自分が会社でしている業務内容を職種と言います。職種はそのまま部署名になっている場合が多いので、分かりやすいですよね。しかし業界や企業によって、仕事内容や種類が異なります。なので就活では業界ごと、企業ごとの研究が欠かせないのです。では次に職業とは?ややこしいかもしれませんが、きちんと言葉の意味を理解しておきましょう。
≪職業≫という言葉の持つ意味とは?
それでは職業とは?職業という言葉の意味について見ていきましょう。よく耳にする上に、我々自身もよく使う「職業」という言葉の持つ意味を解説します。
職業とは「生計を維持するために日常的に従事する業務」
職業とは、辞書で調べると「生計・生活を維持するために、日常的に従事する業務や労働」と出てきます。つまり、生活のために日常的に何をしているか、という事です。会社に勤めてお金をもらって生計をたてている人は「会社員」という職業。学校で勉強して国民としての義務を果たしているのであれば「学生」。自宅で家事や育児をして生活を維持している人は「主婦」という職業になります。
業種・職種・職業の違いとは?
「業種」「職種」「職業」それぞれの言葉の意味について把握できたところで、最後に、この3つの言葉の違いを知っておきましょう。意味が分かっても違いを理解しないと、どう使えばいいか分かりませんよね。
「業種」「職種」「職業」それぞれ指しているものが違う
■業種:会社がしている事業内容
■職種:自分自身が会社で行っている業務内容
■職業:生活を維持するための日常的な活動
業種とは会社全体の活動目的、職種とは会社の中で自分が果たす役割、職業とは日常的に何をして生活しているか。というふうに、指し示すものがまったく違います。
業種・職業・職種とは指し示すものによって呼び方が変わる
職種・業種・職業の意味をご紹介しました。それぞれの言葉の違いを理解して、言葉を使用していきましょう。では、おさらいです。業種とは会社の事業内容。職種とは、自分自身が会社で行っている業務内容。そして職業とは、生活を維持するための日常的な活動です。業種・職種・職種とは似ているように思えても、意味を理解するとまったく違う言葉だという事が分かりますよね。今回紹介した意味と違いを、ぜひ覚えておきましょう。
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