昇進・昇格の挨拶で心に残るスピーチをする方法と例文3つ
昇進・昇格の決意表明・所信表明に盛り込むべきこと内容
昇進・昇格自体は大変喜ばしいことですが、ひとつ乗り越えなければならない壁があります。それは昇進・昇格による決意表明・所信表明スピーチです。
今回は昇進・昇格の挨拶での決意表明・所信表明スピーチの話し方と例文についてみていきます。まず初めに、盛り込むべき内容をお伝えしていきます。
感謝の気持ちを忘れない
昇進・昇格の決意表明・所信表明でスピーチする際に、まず絶対に忘れてはいけないのは、「多くの人に支えられて昇進・昇格できた」という感謝の気持ちです。どんな人であっても、組織の協力なくしては、結果を勝ち取るのは難しいでしょう。ひとつ目の昇進・昇格の決意表明・所信表明に盛り込む内容は感謝の気持ちです。
みなぎる決意と今後の展望を具体的に
昇進・昇格で周囲はもちろん「がんばれ」という応援と期待を寄せてくれています。そんな人たちに応えるには「みなぎる決意」を言葉で表さなければいけません。「頑張ります」と言うのは簡単ですが、昇進・昇格した新たな立場で具体的にどこをどう変革していきたいのか、どのような力を伸ばしていきたいのか、そして当然、組織全体をどう発展させていきたいかという展望を伝える必要があります。
ここについては、よくよく自分と会社を分析して、不足している点・伸ばすべき点を考えておきましょう。
昇進・昇格のスピーチでの伝わる話し方とは?
昇進・昇格の決意表明・所信表明に盛り込む内容については、おわかりになりましたでしょうか。挨拶のスピーチは、ただ話せばいいわけではありません。より、昇進・昇格への感謝や決意を伝えるには、話し方にも注意すべき点があります。次に、昇進・昇格による決意表明・所信表明スピーチで伝わる話し方について、みていきましょう。
適切なスピードで抑揚を付ける
話し方のスピードは遅くも早くもなく、相手がきちんと聞き取れるか早さを意識しましょう。そして、スピーチで相手を引き込むには「抑揚を付けること」。選挙演説や著名人のスピーチを例にとっても、説得力を増すには、抑揚を付けた話し方が必然と言えます。決意表明・所信表明の強調したい部分は大きな声で少しスピードを落として話すと伝わりやすくなります。
ボディーランゲージを交える
決意表明・所信表明で興奮すると人は自然とボディーランゲージが出るものですが、これは、耳から入る情報の他に目で与える印象があります。昇進・昇格による決意表明・所信表明がよりスピーチを相手に伝えようという意図があります。
決意表明・所信表明の話が頭に入らなくなるぐらいのボディーランゲージはやりすぎですが、決意表明・所信表明のなかで強調したいタイミングで上手に活用すれば、より相手の心に残る挨拶のスピーチになるでしょう。
昇進・昇格による決意表明・所信表明の挨拶の例文
ここまでで、昇格・昇進の挨拶で決意表明・所信表明をスピーチする際のポイントについて紹介してきました。昇格・昇進による昇格・昇進のスピーチをするときのポイントは理解できたと思います。最後に昇進・昇格の挨拶をする際の具体的なスピーチの例文をまとめていますので、参考にしてみてください。挨拶の例文ははあくまで参考程度に収めておいてくださいね。
前任者に対する感謝と決意を盛り込んだスピーチの例文
このたび○○課長の大任を果たしました○○です。これもひとえに支えてくださった皆さまのお蔭です。心より感謝申し上げます。
正直、その責任の重大さに、私にそのような大任が務まるのか不安を感じておりますが、今後も皆さんのお力添えをいただきながら、これまで以上に我が社の発展のために頑張ってまいります。
前○○課長は皆様もご存知の通り、幅広い分野でリーダーシップを発揮できる方でした。今の私では遠く及びませんが、一歩ずつ前課長に近づけるよう着実な努力を重ねていく決意です。
課長という現場に一番近い管理職の任を命ぜられましたからには、より広い視野を持って、皆さま一人一人と親密に関わりながら、開発業務に携わっていきたいと考えております。どうか、皆さまご協力のほど、よろしくお願い致します。
チーム一丸の決意表明をしたスピーチの例文
このたび、○○リーダーを拝命いたしました○○です。これも皆様のご支援の賜物だと思っております。心から感謝申し上げます。
これまで通り、自分1人のプラン設計というわけにはいかず、今後はチーム全体の舵取り役という重責を担うことになり身の引き締まる思いです。
なにぶん初めての課長職で皆様にはご迷惑をお掛けしてしまうかもしれませんが、力の限りを尽くす決意です。
チーム一丸となって今まで以上の結果を出すべく、取り組んでまいりましょう。どうぞお力添えのほど、よろしくお願いします。
具体的な対策を盛り込んだスピーチの例文
まずはありがとうございますとお礼を言わせてください。
苦節10年。ようやく肩書というものを得られました。
10年間平にいたからこそ、見えていたものがあります。
それは仕事環境の改善です。
PCはもちろん、机、椅子にわたって、働きやすい職場を目指します。
給湯室やトイレの改善ンももちろんです。
しかし、これは一人でできるものではありません。
これまで以上のみなさまのお力添えが必要です。今後とも引き続き、よろしくお願いいたします。
昇進・昇格による決意表明・所信表明の挨拶の注意点
これまで昇進・昇格による決意表明・所信表明の挨拶に盛り込む内容とその例文をみてきました。例文はかなり参考になったと思います。では、最後に昇進・昇格による決意表明・所信表明の挨拶の注意点をみていきましょう。注意点を踏まえて昇進・昇格による決意表明・所信表明を成功させましょう。
昇進・昇格の挨拶でも謙虚さを忘れない
昇進・昇格による決意表明・所信表明の挨拶の注意点は謙虚さを失くしてはいけません。さらに、今後も周りの支えなくしては、あなたは大きな仕事を成し遂げられないはず。その点をしっかりと心に刻み、挨拶のスピーチにも盛り込むべきです。「実るほど頭が下がる稲穂かな」ということわざを意識しましょう。
必ず練習!ぶっつけ本番は痛い目に
やはり、人前での挨拶スピーチはどうしても緊張を伴うもの。この緊張を少しでも和らげるコツは、もうひたすら練習するしかないでしょう。すでにスピーチに慣れている人であれば、話す内容を頭に入れておくだけでいいかもしれませんが、そうでない場合は、覚えた後に、話し方に気を付けながら何度も練習しましょう。。
昇進・昇格による決意表明・所信表明の挨拶スピーチという身の引き締まる場面であるからこそ、より一層の落ち着きが必要とされるでしょう。
昇格・昇進による決意表明の挨拶は謙虚に感謝・具体的な展望を盛り込む
今回は昇進・昇格の挨拶での決意表明・所信表明スピーチの話し方と例文についてみてきましたが、いかがでしたか。昇進・昇格にあたり、最初の仕事とも言える決意表明の挨拶スピーチ。ここは、周囲への「ありがとう」と期待に応える「頑張ります」をいかに、聞き栄えのある言葉で伝えられるかが勝負です。
気持ちよくスタートを切るためにも、組織全体の士気を上げるためにも、例文を参考にオリジナルの言葉を織り交ぜながら、最高の挨拶スピーチを完成させてください。
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