ゆとり世代との付き合い方と3つの心構え
ゆとり世代の部下との付き合い方は?
「ゆとり世代」という言葉はよく揶揄や蔑みの意味で使われます。しかしそんな揶揄の対象としてしか見ないようでは、上司と部下の付き合い方はもちろん、人と人との付き合い方もままならないでしょう。先入観で判断される付き合い方しかできない上司を信用する部下などいないでしょう。
ゆとり世代の部下や新入社員をもった際には、どのような付き合い方が大切でしょうか。ゆとり世代という言葉に引きずられない付き合い方が大切でしょう。
先行世代に比べて劣っているわけではない!根気強く教える!
「ゆとり世代」という言葉はよく揶揄や蔑みの意味で使われますが、ゆとり部下や新入社員は時代の要請に適応して、その行動様式を身に着けたにすぎません。そのため、彼らは先行世代に比べて特別劣っているわけでも、わがままなわけでもないのです。ゆとりという言葉に引きずられず、新入社員・部下として見る付き合い方が大切です。
ゆとり部下・新入社員を持った際の心構え3か条
ゆとり部下・新入社員を持った際の心構え3か条について紹介します。ゆとり世代だからとバカにせず、きちんと言葉にして説明し、怒っても感情をぶつけないことです。
その1:「ゆとり世代」だからとバカにしない
ゆとり部下・新入社員の地頭は悪くありません。むしろ優秀な人も多くいます。ですから、まずは「ゆとり世代だから」という先入観で評価する態度・付き合い方を改めることが大切です。むしろ、家族や友達を大事にするところや、成長意欲が高いところなど、プラスの要素を見つけて、積極的に褒めてあげる付き合い方をすれば、上手くやれるでしょう。
その2:仕事の手順や目的を明確に言葉で伝える
「背中を見て覚えろ」は通用しません。上司が口にしないことまで都合よく予想して動いてはくれません。
そのため、仕事上の付き合い方としては、明確に手順を説明する必要があります。また、与えられた仕事にはどんな目的があるのかも伝えておくと、モチベーションが上がるでしょう。
その3:怒っても感情をぶつけない
怒鳴ったり詰ったりすると、途端に萎縮して心を閉ざしてしまいます。特に責めるように叱責すると全人格を否定されたと勘違いして、翌日に辞表を持ってくるかもしれません。一度信頼を失ったら二度と心を開いてくれませんので、怒りの感情にのまれて非理性的に振る舞うことは、誰とであれ「付き合い方」としてはまずいです。避けましょう。
ゆとり部下を持った上司は「ゆとり世代」の言葉に引きずられない付き合い方をしよう
いかがでしたか? 新入社員や部下との付き合い方で大切なことは、ゆとりの言葉に引きずられてみないことです。。もっとも大事なのは、部下や新入社員を「ゆとり」として侮らないこと、バカにしないことです。上司にバカにされていると感じれば、部下も上司を尊敬することはないでしょう。モンスターのような言動が目立つゆとり部下・新入社員ですが、それは彼らなりの考えがあっての行動です。ひとまず向き合ってみるか、という鷹揚な態度でいてください。
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