昼過ぎが眠い理由と眠気の対策方法
昼過ぎに眠くなるメカニズムとは?
いつも昼過ぎは眠い…そんな状態が続くとなんだか不安になってしまうかもしれませんが、実はこれって仕方のないことなのです。昼過ぎに眠くなるメカニズムとはどんなものなのでしょうか。
昼過ぎに眠くなるメカニズム①体内時計
昼過ぎというのは、実は人間が1日の中で2番目眠い時間帯なのです。1番眠い時間帯は午前4時頃なので、普段は寝ていて眠気を感じる事はないでしょう。しかし昼過ぎ、特に14~16時あたりは起きて働いている時間ですよね。昼過ぎに眠くなるメカニズムは体内時計によるところが最も大きいのです。
昼過ぎに眠くなるメカニズム②恒常性維持機能
恒常性維持機能というのは、脳や身体に疲れが蓄積すると眠って回復させようとする機能です。体内時計のメカニズムと違い、こちらは前日に十分な睡眠をとっていればこの機能は発動しませんが、睡眠をとっても疲れが取れない、慢性疲労などがあると、昼食後のリラックスした気持ちと相まって、こちらの眠くなるメカニズムが発動しているかもしれません。
昼過ぎの眠気の対処法:道具いらずのツボ押し
昼過ぎが眠いでも、仮眠はとれないという状況のとき、どんな対処をすればいいのでしょうか。眠いまま仕事をしてもケアレスミスが増えてしますし、眠気のないさっぱりした状態で働きたいですよね。
今回は道具がなくてもできる眠気を飛ばせるツボの場所をみていきます。
中衝(ちゅうしょう)
手の指にあるツボです。昼過ぎの眠気だけでなく、イライラ、頭痛、耳鳴りなどにも効果があります。場所は中指の爪の根元の、人差し指側です。親指と人差し指でつまむようにして押すといいでしょう。
合谷(ごうこく)
手の甲にあるツボです。昼過ぎに眠いときだけでなく、胃腸の調子があるときも押すと効果があります。場所は手の甲の親指と人差し指の股の間の、少しくぼんだ部分です。
百会(ひゃくえ)
頭の天辺にあるツボです。昼過ぎの眠気だけでなく、頭痛や肩こり、疲れ目などにも効果があるので、オフィスワークの人にオススメです。場所も頭の天辺なので分かりやすいはずです。軽くたたく感じで刺激してみましょう。
昼過ぎの眠気には食事も関係している
昼過ぎに眠い理由がもしかしたら朝食にあるかもしれません。朝食を食べないと、昼過ぎに眠気が襲ってくるのです。その理由とはどんなものなのでしょうか。
朝食抜きで昼食を食べると血糖値が急上昇して眠いと感じる
眠くなるメカニズムのひとつに血糖値の急上昇というものあります。朝眠いからとギリギリまで寝ていて、朝食を食べないと、血糖値が低いまま午前中活動します。その後お昼休みに昼食をとると、そこで血糖値が急上昇してしまうのです。そうすると眠いと感じ、眠気を振り払わなければいかなくなるのです。眠い朝でもしっかり食事をとってから出かけましょう。
また、朝食を食べていても昼食を食べ過ぎると結局血糖値が上昇し、眠気がでてしまいます。昼過ぎの眠気を押さえたければ、昼食の量も押さえるのがベストです。
昼過ぎに眠い時はツボ押しで眠気を飛ばす!
昼過ぎに眠い理由と眠気を飛ばす対処法を見ていきましたがいかがでしたでしょうか。眠いと仕事にならなくて困りますよね。周囲の目があって過眠もできません。目立たずに眠気を飛ばすには手指や頭のツボを活用してください。
また、朝食を抜き、昼食を食べると血糖値が上昇し眠くなるメカニズムが発動してしまうので、眠い朝でも朝食をとるようにしましょう。
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