見積変更依頼状の例文まとめ
見積は契約前に出される概算額
見積変更の依頼状の書き方について学ぶ前に、まずは見積とはどのようなことを指すのかについて確認しましょう。見積は契約を締結する前に、実際の費用などがはっきりしていない段階で、概算して出される金額を指します。一般家庭でも車や住宅の購入でよく使われますし、会社でもさまざまな場面で使うのではないでしょうか。なお、ここで出された金額が実際の費用になるわけではなく、資材の相場や時期などによって変わる場合もあります。
提示された額を再交渉する場合は見積変更の依頼を行う
上記にもある通り、見積額は契約を結ぶ前に出される概算額なので、実際にそれだけの費用がかかるかどうかはわかりません。場合によっては見積額よりも安い金額で済むかもしれませんので、その可能性が見込まれるときに見積変更の依頼を行います。見積変更の依頼は再交渉のためにおこなうので、ここで改めて提示された概算額に納得できればそのまま契約となり、そうならなければ再度変更依頼を求めるか契約を結ばないことになるでしょう。
依頼状(再見積依頼)の例文
実際に、見積変更の依頼状を作成する際はどのような表記が良いのか、以下で確かめましょう。
例文
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
さて、このたび業務用備品10点の見積りをお願いいたしましたところ、早速にお見積りいただきありがとうございました。
早速、見積書を検討させていただきましたが、他社の製品や相場と比べますと○○万円ほど高くあります。そのため、幹部会においても最終的な契約へ決断が至っていない状況です。
つきましては、これらのご事情をご勘案のうえ、再度のお見積りをお願いいたしたく存じます。まことに勝手なお願いでございますが、よろしくご配慮のほどお願い申し上げます。
まとめ
見積変更の依頼状を例文を交えながら紹介しました。自社の利益を確保するうえで、見積の段階から交渉が必要となります。そのうえで見積変更を行う機会も少なくありません。ただ、その際は一方的な内容ではなく、契約を結びたいけど結べない、本契約を結びたい前提で行うべきでしょう。
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