通訳・翻訳家を目指す人にオススメの志望動機の書き方と例文

2016年12月13日就職活動

魅力的な志望動機の書き方①:企業研究を徹底する

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転職や就活において、魅力的な志望動機の書き方を心得ておくと作成が苦になりません。志望動機のポイントは、企業研究です。

通訳や翻訳家を目指す際も同様で、志望する企業のWebサイトや出版されている関連書籍を活用して、企業研究を徹底しましょう。企業研究をすることによって、通訳または翻訳業界への理解を深められますし、本当に自分が進むべき道なのかどうかが見えてくるはずです。

研究を通じて企業の求める人材と自分とのマッチングをはかる

企業研究において重要なのが、志望する企業がどのような人材を求めているのかを把握すること。一口に通訳、翻訳と言っても、その仕事内容は多岐にわたります。自分はどんな通訳、翻訳家になりたいのか。志望する企業が求めているのはどんな人材なのか。自分はそれに当てはまっているのか。企業研究を通して確認するしなければなりません。

魅力的な志望動機の書き方②:自己分析も必須

人事が採用において見るポイントはやる気、資質、協調性などの性格、清潔感などの見た目といった点が挙げられますが、最終的にはその人が何をしたいのか、会社に入ってどういった人になりたいと考えているのかを見ています。

それはその会社でできることなのか、会社が望むのか、その人の就職がお互いにとって利益となるかどうかという重要な確認作業です。そのためにも、自己分析は必須です。

志望動機を明確にするには自分の客観的な分析をしなければならない

志望動機を書くときには、自分がなぜこの業界にこだわるのか、そもそもなぜこの企業に勤めたいのか、という点を考えておく必要があります。それを明確に見つけ出すには、自分を客観的に分析しなければなりません。

自分自身を見つめ直し、自分がどんな気持ちで仕事に取り組んでいきたいのか、将来どうしていきたいのか、などをしっかり整理しておきましょう。 もしかしたら、自分自身でも気づいていなかった自分の想いや魅力を再発見できるかもしれません。

魅力的な志望動機の書き方③:スキルや体験談

通訳、翻訳業界を目指すための志望動機として忘れてはならないのは、業務に関わるスキルや体験談です。専門分野だからこそ、これらのアピールは欠かせません。

得意分野・ビジネススキル・ヒューマンスキルを仕事にどう活かすか盛り込む

通訳や翻訳家になるため志望動機を書く際には、今の自分が持っているスキルの記載は必須。つまり、スキルがないと通訳や翻訳家への転職は厳しいと言えるでしょう。

通訳や翻訳家のような専門分野では、企業としても会社の利益になる人材を採用したいと考えています。よって、あなたの得意分野やビジネススキル、ヒューマンスキル(性格上の長所)で通訳、翻訳の仕事に活かせるようなことを志望動機に盛り込むのを意識して作成してください。

留学・海外インターン経験などから学んだことを具体的に挙げる

通訳または翻訳家を目指すのであれば、過去の留学や海外インターンシップ、ワーキングホリデーなど、海外経験があるという事実だけでなく、そこで学んだこと、感じたことを具体的に挙げると効果的です。

そして、「その経験の中で、自分の語学力を活かすことで人と人との架け橋になることにやりがいを感じた」という書き方をすれば、より魅力的な志望動機になります。参考にしてみてください。

通訳・翻訳業界を目指す志望動機の例文

最後に、通訳また翻訳家を目指す際の志望動機の例文を見ていきましょう。例文を参考にして、あなたの魅力が十分にアピールできるような志望動機の書き方を考えてみてください。

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志望動機の例文①:英語力と熱意をアピール

【例文①】

私は、学生時代1年間アメリカに留学をしました。英語が話せるようになりたいというよりも、「海外で暮らしてみたい」「文化に触れてみたい」といった単純な動機でしたが、現地では、とても大事な出会いがあったのです。私の先生は翻訳を本業とし教育を副業としていました。彼女が訳した本を読んだのですが、とても感動的な本で涙を流したほどです。もともと読書好きだったこともあり、翻訳業は私の夢に変わりました。翻訳をするには、日本語力と英語力のどちらもが必要になります。自分の夢を現実のものにするために、自慢できるだけの勉強をしました。その結果としてTOEIC990点が取れたのだと自負しています。夢実現のためなら、どんな努力も惜しまない気持ちは私の持ち味だと思っています。私の英語力を最大限に生かして記者に貢献していきたいと思っています。

志望動機の例文②:通訳の資格・実務経験と向上心をアピール

【例文②】

学生時代に通訳案内士の資格を取得して、実家の近所にある旅行代理店に勤務して3年間、おもに韓国や中国から来た外国人観光客の観光ガイドを行ってまいりました。近年、アジア圏からの日本への観光客が増加する一方で、多忙な日々を過ごしておりますが、多くの方々と関わることで通訳がより上達していくのを実感しております。

今の会社に不満はありませんが、より大きな旅行会社で自分を磨きたいと考え、この度、国内屈指の外国人観光客を顧客としている貴社に魅力を感じ、志望させていただきました。これまでの経験と技術を活かして、貴社の一員としてさらに成長させていただきたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。

通訳・翻訳家になる志望動機の書き方で重要なのは企業研究・自己分析・スキルや経験のアピール

通訳や翻訳家を目指す際の魅力的な志望動機の書き方と例文を見てきました。

志望動機の書き方の基本としてまず、企業研究や自己分析が徹底されているのが前提です。そこで通訳になりたい理由、翻訳者になりたい理由を改めて考えてみましょう。

通訳、翻訳家のような専門分野を目指すときは、即戦力となりうるスキルや経験のアピールが必須と言えます。例文を参考にして、自分の魅力や熱意が伝わる志望動機の書き方を考えてみてください。

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Posted by BiZPARK