【会計用語】「利益」と「収益」の意味の違いとは~ビジネスマンとしての正しい知識~
「利益」と「収益」の意味は異なる
よくニュースや仕事上の会話で、「利益」と「収益」という言葉を聞く機会が多いでしょう。どちらの言葉も自分にプラスになるお金の利益のイメージが湧きます。しかし、利益と収益の意味の違いについて理解している人は少ないです。同じ意味で捉えている人もいるでしょう。会計用語の中でしっかり分けられていますので、使い方を間違わないようにしましょう。
収益-費用=利益
利益と収益の違いですが、結論からいいます。
■収益-費用=利益
以上の計算式が利益と収益の違いです。全体で得た儲け(収益)から、活動費用などのかかった経費を諸々引いて残った儲けが、利益となります。ですので、利益は収益よりも必ず金額が下がるでしょう。
利益が大きいとビジネスが成功している証
収益と利益の違いについて理解できたかと思います。では、利益と収益はどちらが大きい方が良いのかというと、利益が大きければ大きいほどビジネスで成功して儲けを得たことになります。いくら収益が莫大でも、それにかかった費用が大きければ結果的に利益は少なくなり、儲けは出ません。
ですので、ビジネスをする際は収益を求めるのではなく、費用を最小限にして利益を生むことを優先して考えると良いでしょう。
ビジネスマンに会計用語の知識は必要
ビジネスマンが会計用語を知っておかなければならないのには理由があります。それは、取引先との契約や会談を円滑に進めていくためです。会計用語には、財務や債権者、経常利益など様々ですが、これらの言葉の意味を知らないと話が理解できないでしょう。
また、社内資料に目を通しても会計用語について知らないと、自社の状況さえ理解できない恐れがあります。
基本的な会計用語だけでも構いませんので、ビジネスマンは覚えておきましょう。必ず、仕事に役立つでしょう。
利益とは収益からかかった費用を引いた儲けのこと!ビジネスマンは会計用語について知っておこう
ここまで、「利益」と「収益」の違いについて紹介しましたが、いかがでしたか。似たような意味を持つ言葉ですが、実態は異なりますので、使い分けをしっかりしましょう。ビジネスマンは、収益ではなく利益を求めたビジネスを展開していくと良いです。具体的には、かかる費用のコスト削減などです。
また、他社との取引・会談や、社内資料を理解するために基本的な会計用語は覚えておきましょう。
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