仕事で泣く新入社員に対する上司の正しい対処法3つ
仕事中に職場で泣く新入社員に対する周囲の反応は?
泣く新入社員に対しての正しいマネジメント方法を考えた場合、職場で泣く社員を周りはどう感じているかをまず知る必要がありますよね。新人が泣くという行為を許せるのか、許せないのか。周囲の反応はどうなのでしょう。
新入社員が仕事中に職場で泣く事を「許せる」人は多い
怒られて泣く新人について言及する内容がよく見られるにも関わらず、意外と泣く事を許せるという人が多いという結果が得られました。ただし、何でもかんでも良いというわけではないようです。泣く新人を許せる理由としては「悔し涙などならプラスポイント、泣いた分だけ強くなる」といったものや「泣いて落ち着くなら新人には必要なこと」といった意見がありました。ただし、甘えやわがままで泣く新人は許せないという意見が多いようでしたね。
また一方で、新入社員はいつまでも新人でいられるわけではないので、仕事では感情をコントロールしてできるだけ泣かないような努力は必要と言えるでしょう。
なぜ仕事中に職場で泣くような事態に至ったのか?
新人であっても、本当ならば仕事中に泣くなんてしたくないはず。でも、新入社員に限らず職場で泣いてしまった経験のある人は少なくないのでは?指導方法や対処法を考えるために、仕事で泣く原因を探っておきましょう。
職場で泣いた新人の声
販売員:売上が悪く、店長に売れない理由を述べたところ、店長に自分の思いが伝わらず悔しくて泣いてしまった
事務:完璧に仕事をこなしたいのにできない自分に腹が立って、思わず泣いてしまった
広報:上司がひどい気分屋で、我慢し続けていたら最後泣けてきた
アドバイザー:土日を返上してやった仕事が実は上司の思いつきの提案で、結局使われなかった時に悔しくて泣いた
職場で泣くのは自分自身に対する悔し涙
どのエピソードを見ても、わがままや甘えで泣くといったケースはありませんね。未熟な自分自身や理不尽な周囲の態度に対して悔し涙を流したというケースが多いようです。
仕事中に泣く新入社員に対する上司の指導・対処法は?
新人が泣く理由が何にせよ、上司は新入社員を監督する義務があります。新人が泣くことで上司の管理能力が不足しているとみなされる可能性もあるのです。そこで、泣く新人に対しての正しい指導方法・対処法を考えていきましょう。
仕事中に職場で泣く新入社員への対処①:慌てず平常心で接する
理由が何であれ、新入社員に泣かれてしまった場合、上司は慌てず、騒がずに平常心を保つようにします。そして、冷静な態度で対応します。たしなめたり、慰めたりする必要はありません。こちらは必要な指導を行っただけですから、新入社員が泣いたとしても「ごめん」など謝罪は言わないようにしましょう。
仕事中に職場で泣く新入社員への対処②:怒ったり大声を出したりしない
あまりに仕事の姿勢がなっていない場合などは、少し大きな声で怒ったほうが効果があるかもしれません。しかし、注意されて泣いてしまうような新入社員に対して大声を出すとかえって逆効果です。どんどん萎縮して仕事にも支障が出てしまうでしょう。よほどのことがない限り、怒鳴るのは得策ではありません。
仕事中に職場で泣く新入社員への対処③:失敗を責めず今後どうすべきかを伝える
本来は失敗をバネに成長するのが新入社員ですが、泣いてしまうようなら失敗については責めず、今後はどうすべきかに焦点をおいて会話すると比較的冷静に話ができるでしょう。これは新入社員に限らず使える対処法です。ゴールをはっきり示し、達成できたら褒めてあげると新入社員のモチベーションはアップするはずです。
仕事中に職場で泣く新入社員に対しては怒らずに冷静な対処法で向き合う
いかがでしたか? 仕事中に職場で泣く新入社員に対しての正しい指導方法・対処法をテーマに紹介してきました。新人のわがままが原因だとしてもフォローするのも上司の仕事です。泣かれてしまったらどうするか、正しい対処法を意識して、新入社員が一人前に成長するまで支えてあげましょう。今回紹介した内容を参考に新入社員のマネジメントを考えてみてください。
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