新入社員が会社に期待されていること

2016年11月29日2020年3月31日新入社員

新入社員が会社に期待されていること①：積極性

新入社員が会社に期待されていることの一つ目は、「失敗を恐れずに積極的に仕事を行うこと」です。新入社員の中には、失敗を恐れるあまり新しい仕事に対して消極的になってしまう方も少なくありません。失敗して上司に怒られるのが嫌だからです。しかし、新入社員は失敗することこそが期待されていることに繋がるのです。会社も新入社員が失敗することは百も承知しているので、新入社員が失敗しても、あとで上司や先輩がフォローしてくれるのです。

失敗を恐れず失敗の度に成長できるよう努めよう

会社から期待されていることは失敗をする度に成長していくことです。普通、仕事上で失敗をしたら今度から仕事は回ってきません。失敗をしてもあなたに仕事を回し続けるのは、失敗の経験を積むことで仕事を覚え早く一人前の社員になってほしいという会社の期待の表れです。あなたが会社に期待されていることは失敗を恐れず、失敗の度に成長できるというのびしろの部分です。期待に応えられるよう、新入社員の間に失敗はたくさんしましょう。

新入社員が会社に期待されていること②：将来性

新入社員が会社に期待されていることの二つ目は、「会社の将来を担う人材になること」です。今は一番下っ端のあなたも、20年後・30年後には、会社を担って立つ社員になっているはずです。あなたが会社に期待されていることは、将来の会社を担ってもらうことにほかなりません。

様々な勉強会に参加して20年後・30年後をイメージしながら努力しよう

将来の会社の担い手となるよう新入社員に期待しているので、会社は多くの経験を積ませようとします。たとえば、色々な課に配属させて会社の様々な業務を覚えさせたり、セミナーや勉強会を開いて新入社員を教育します。企業の中には、留学費用を出して若手社員を海外に送り出すこともあります。これはすべて、会社が20年後・30年後を見据えているためで、新入社員が期待されていることとはまさにその数十年後の未来に会社を担うことです。なので、新入社員のうちから、自分の20年後・30年後どのような社員になっていたいかをイメージしておくことが大切です。会社から期待されていることを具現化できるよう、イメージに向かって努力することで、会社の期待にこたえることができます。

新入社員が会社に期待されていること③：柔軟な発想

新入社員が会社に期待されていることの三つ目は、「若さから生まれる柔軟な発想で仕事をすること」です。最初のうちは、与えられた仕事をこなすだけで精いっぱいで柔軟な発想をするような余裕はないでしょう。ですが新入社員だからこそ思いつく新しい発想があります。会社から期待されていることはまさにそこなのです。

今までの会社にはない新しい発想や提案を生み出そう

仕事に慣れてきたら、そのときは自分や職場の仕事のやり方を振り返ることが大切です。「こうすればもっと早く仕事が終わるのに」と思えば、そのように自分の仕事の方法を変えていきましょう。また、「このソフトを使ったら、この仕事はもっと簡単にできるのに」と思えば、上司に提案してみましょう。「新人の分際で」と言われることを恐れて、提案をためらってはいけません。あなたはそういった発想や提案が期待されていることなのです。なぜなら、会社というものは常に新しい方法やビジネスによって、業績を伸ばしていくものだからです。社員は与えられた仕事をこれまで通りのやり方でこなしていくだけでは成長できません。「会社がより利益を出すためにはどのようにビジネスモデルを変えていけばよいのか」を常に考えている社員を会社は求めています。

新入社員が会社に期待されていることとは積極性・将来性・柔軟な発想

失敗を恐れない積極性、将来を見据えた展望、今の会社には無い柔軟な発想といったことが新入社員が会社に期待されていることです。新入社員の方は、今は「そんな期待にこたえられないよ」としり込みをしてしまうかもしれません。しかし、会社はあなたの成長を待っています。会社の期待にこたえるべく、自分自身を成長させ一人前の社員になるように努めましょう。