役立たずと思われる新入社員のパターン3つ
役立たずと思われる新入社員のパターン①ストレス耐性がない
世間では新入社員が年々、ストレス耐性が弱くなっていると嘆く声があります。
怒られるのが初めてという新入社員も珍しくなく、少しアドバイスをしたことに対して怒られたと勘違いしてそのままやめてしまうというパターンもあるようです。
社会人は「自分が休んだら周囲や家族に迷惑をかける」と頑張って働くものですが、役立たずな新入社員は周りを見ずに常にわが身が優先という特徴があります。
つまり、わずかなストレスで社会人としての自覚を失ってしまうのです。
過保護な親の言うことを鵜呑みにする新入社員もいる
ストレス耐性が弱い役立たずな新入社員の中には、過保護の親の言うことを鵜呑みにする人もいます。
大したストレスでなくても辛いと感じてるという事実だけを聞き、それを受け止めたうえで「仕事がきついなら会社辞めたら? まだ若いしいい会社が見つかるよ」と言われて、素直に従ってしまう新入社員がいるのです。
親が自分の子供を第一に思うのは当然です。しかし、子供である新入社員に社会人としての自覚がなく、ただ目の前の辛い状況から逃げたいと考えて、背中を押してくれる人の言葉を聞ければスパッと退職を決めてしまうようなパターンも実在するのです。
役立たずと思われる新入社員のパターン②同じミスを繰り返す
役立たずな新入社員のい中には、同じミスを何度も繰り返すという人もいます。
作業を教えても一切返事をせず、ひどい時は説明の途中でも他の仕事を始めるようなケースが当たり前のように起こるのです。
挙句、作業自体も非常に遅く同じミスを何度も繰り返すので注意すると、逆切れや良い訳ばかりで、手に負えなくなる新人もいます。
ミスを繰り返すと楽な仕事しかしたがらず成長も望めなくなる
同じミスを繰り返すパターンの役立たずな新入社員は、楽な仕事や簡単な作業しかしたがらないという特徴を持っています。
同時期に入った他の新入社員がどんどん仕事をこなしていくのもどこ吹く風。
上司や先輩から「同じ指導をしているのにどうしてこれ程差が出てしまうのか」と悩ませても、その自覚はありません。
本人の気質の違いといえばそれまでですが、そういった新入社員のほとんどは上司から諦められてしまい、指導もおざなりになって成長も望めなくなります。
そうすると、社会人としての年数だけを重ねていき、いざ転職した際に実績や実力が乏しくかなり苦労することにもなります。
役立たずと思われる新入社員のパターン③嘘をつく
役立たずと思われる新人社員のパターンの最後は、人としての道徳観ともいえますが、嘘をつく新入社員です。
新人研修などの場で課題として出されたレポート提出の期日に提出できず、「忘れました。」と平気で言えてしまうような人がいるのです。
そして、そのことを咎めて取りに行くように言うと、「まだ、まとめ切れてないです」と言って、その場をやり過ごそうとするのです。結局は、まとめきれていない=できていないという意味ですが、それを深く考えずに場を取り繕うだけの嘘が平気でつけてしまうため、信用されずに役立たずとも思われます。
嘘をつく=そもそも仕事に対する姿勢を疑われる
平気でうそをつくような新入社員は、役立たずというよりも、そもそも仕事に対する姿勢に問題があると思われます。
たとえ覚えが悪く動きが鈍かったとしても、本人が仕事に対する一生懸命さや向上心を持っていて、それが周囲に伝わっていたなら、きっと周囲も何とか助けたいと思うはず。
しかし、そうは思われず役立たずだと思われてしまう以上は、本人の仕事に対する真剣さが足りていないという他ありません。
役立たずな新入社員のパターンは「ストレスに弱い」「ミスを繰り返す」「嘘をつく」
今回は、新入社員が役立たずと思われてしまう3つのパターンについて見てきました。
上司や先輩から役立たずだと思われる新入社員は、「ストレスに弱い」「ミスを繰り返す」「嘘をつく」という3つの特徴があるとお分かりいただけたでしょう。
これらを総合すると、いずれも根本にあるのは「仕事に対する取り組み方や姿勢」が伝わっていない、もしくは欠けているという点です。
少なくとも、仕事でミスをしてもストレスに弱くても、ときには嘘をついても本人に真剣さや努力の跡が見られれば、上司や先輩としても「何とかしてやろう」と思われるはずなのです。
それがないようでは、役立たずだと見られるのも仕方ないかもしれません。
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