上司を好きになった場合の部下の正しい行動【ケース別】

2017年1月16日2020年3月31日職場恋愛

部下と上司の関係!職場恋愛はうまくいくのか

職場恋愛は、毎日恋人と会社で顔を合わせるので、生活に張り合いが出て楽しくなる反面、一歩間違えると毎日会わなくてはならない、という状況に陥ります。もし部下の立場である人が上司を好きになり行動を起こした結果、職場恋愛できたとして果たして上手くいくのでしょうか。まずは世の中の職場恋愛事情をみておきましょう。

仕事の悩みを共有できる職場恋愛

上司と部下の関係であるからこそ、社内恋愛ではお互いの仕事の悩みを相談したり、激励やアドバイスができるので、むしろ同じ職場で良かったと感じられるケースは多いでしょう。確かに社内では内緒にしているのでやりにくい面もあるでしょうが、好きだからこそ将来を含めて真剣にお付き合いをするのであれば、さして問題にはなりません。

職場恋愛は意外とバレる

しかし、職場恋愛はメリットだけではありません。例えば、社内恋愛している2人が旅行を計画したとしましょう。そうすると、同じタイミングで長期の有給休暇をとるはず。一見、何も問題ないように感じますが、周りからすれば「どう考えても二人で旅行に行っている」というように思われる可能性が高いです。ましてや、上司と部下が一緒に休暇をとると、休み明けに問い詰められる場合すらあるのです。

本人たちはうまく隠しているつもりでも、意外と多くのところにヒントは落ちているのです。

公私を切り分けるのが成功のコツ

社内恋愛をしていても、好きという気持ちを仕事には持ち込まず、あくまでも上司と部下としての関係を崩さずに、公私を切り分けた行動が成功のコツです。

公私の区別がきちんと出来ているカップルは、大抵の場合は上手く物事が進みます。職場に私情を持ち込まず、お互いに相手を見てみぬフリをするのが大切です。

上司を好きになった部下が最初にすべき行動「自問自答」

上司を好きになってしまった部下が最初にすべき行動は、まずは上司への恋心が本物なのか、ただの憧れなのか、一度きちんと考えることです。それをしないまま突っ走ってもいいことはありません。しっかりと自分の気持ちに向き合ってください。

ただし、せっかく出会ったその縁を自らの手で摘み取る必要はありません。頭でどう考えていても、付き合うときは付き合いますし、うまくいかないときはうまくいかないのです。せっかく好きだと心が動いたその思いを、ないものとして扱わないため、そして行動に移すための自問自答です。

上司は部下に優しくするのも仕事の内

基本的に、上司は優しいものです。悩みは真剣に聞いてくれるでしょうし、落ち込んでいると声をかけてくれるはず。いつも私を気にしてくれている、と思っていると好きになって恋に落ちます。

しかし、上司が部下に優しいのは当たり前です。それは、部下からの信頼を得なければ仕事をうまくいかないからです。そのために、部下に優しくして気にかけてあげるでしょう。そう考えると、あなただけに特別優しいわけでは可能性があります。それも仕事の内なのです。

上司への「好き」が確信になったときの行動

それでは最後に、自問自答した末に、上司への「好き」という気持ちを再確認できた部下の方が取るべき、正しい行動について、恋愛の状況別に見ておきましょう。押すべきか引くべきか、将来まで考えて行動するのが大切なポイントです。

不倫だったときは引くのが正しい行動

もし、部下が不倫状態で好きになった上司と付き合っても、バレるケースが多いです。どんなに隠し通しても、どこかでその事実があきらかになるでしょう。噂になっていればみんなは好奇心で見てきますので、その目にさらされながら、仕事をしていかなければなりません。

その場合、全てとは言えませんが、上司と一緒になっても幸せにはなれないので引くのが正しい行動です。奥さんとは別れていなくて、かつ部下と不倫して居る場合は、若い部下と長く一緒に時間を過ごしたいだけで、その時が楽しければそれで良いと思っている人も多いからです。

上司に恋人がいたらケースバイケース

上司に恋人がいるのであれば、恋人を大事にしていて浮気する気がないケースと、それを言い張る状況は残しているだけで、本心は違うケースもあります。どちらにしても、確実な証拠はありません。

その場合は、ケースバイケースが正しい行動ですが、まずは目的をはっきりさせましょう。大抵は、恋人との関係は壊したくないので、社会人である以上、部下から誘わないと乗ってきません。そこでその気が見えたのなら、二人で食事に行く程度は可能でしょう。オーソドックスに酔ったふりで寄っていき、相手からのアクションを待ちましょう。少なくとも3週間程度待ち、上司からの行動でその後の押し引きを決めるのです。

上司に恋人がいなければ部下は押すのみ!

デキる上司であればあるほど、社内の、それも部下に手を出すリスクを良く理解しています。そんな状況で恋愛対象に入れてもらうためには、「手を出しても大丈夫」だと認識されるのが最優先です。

そういう場合は、とにかく押しの一手が正しい行動です。上司の仕事の成果を目にしたときは、とにかく褒めましょう。例えば「すごいですね」「やっぱり○○さんは普通じゃない」「○○さんみたいな人はいないです」などで、憧れの念を抱いているととにかくアピールして、好きであると気付いてもらえるようにしましょう。

上司を好きになった部下が「好き」と言えるかは全て相手の状況次第!

今回は、上司を好きになってしまった場合の部下の正しい行動について見てきました。職場恋愛へと発展させたい場合に取るべき正しい行動は、全て相手の状況次第といえます、職場である以上、双方だけでなく会社に迷惑をかけないように、講師を弁えて弁えて接するのが何よりも大切です。あくまでも上司と部下という関係を忘れず、相手が今どういう状況にいるかを良く観察してから行動を起こしましょう。