責任逃れをする上司への対処法と接し方
まずは責任逃れをする上司の特徴を知ろう!
責任逃れをする上司、つまりは無責任な上司という事ですが、そんな上司への対処はどうすればいいのでしょうか?できることなら、いつまでも野放しになんてしたくはないですよね。
どう対処するかを考えるために、まずは責任逃れをする上司の特徴を知っておく必要があります。
仕事に対する熱意が無く、上の評価ばかり気にしている
責任逃れをする上司というのは、「手柄は自分のもの、失敗は部下のせい」というのがお決まりですが、つまりは仕事への熱意が無く、上に気に入られようと評価ばかりを気にしている傾向にあります。
そのため、自分に都合が悪い事に対しては責任逃れするのです。
上司の責任逃れにより精神的な負担が大きくなる前に対処を!
上司が頻繁に責任逃れするようではこちらの精神的負担が加速していきます。とはいえ、部下の立場から上司にはなかなか意見はできないものかと思われます。
負担が大きくなる前の対処として、まずはどうすればいいのでしょうか?対処方法として、どんな事が考えられるでしょうか?
第一段階として同僚と上司に対する認識を共有する
上司の責任逃れに対して、一人で立ち向かうのは勇気がいりますし、リスクも高いです。単純に個人的な不満だと思われては打つ手がありません。
そのため、対処の第一段階としては同僚と対象の上司に対する認識を共有し、同意を得ることが必要です。
その際に、上司の愚痴や不満をぶつけ合うのではなく、「こんなことを言われた」「あの判断はどうかと感じた」などの事実を挙げてみることです。
少なくとも、同僚を味方につければストレスの軽減にはなりますし、会議など、役員レベルが同席している場でやんわりと現状報告などができればベターです。
どう対処するか、上司の上もしくは他の上司に相談を持ちかける
責任逃れをする上司について、同僚との意見交換ができたなら、次は上司の上(上司が係長なら課長、課長なら部長など)や他の上司に対処方法を相談してみましょう。
その時には、しっかりと時間と場所を確保し、一人ではなく2、3人の同僚と共に事実を報告するようにします。
もしくは、対処として、普段から仕事のメールや文書を関連部署や上層部も入れて送るというのも良いでしょう。あくまで上司の指示で動いているという証拠を残すのです。
責任逃れをする上司に対する接し方はどうする?
責任逃れをする上司に苦しみながらも、嫌とは言えない部下は上司とどのように接していけばいいのでしょうか。
「NO」が言えない人の特徴として、真面目で責任感が強い、やさしい、優等生、自己犠牲の精神が強い、評価を気にする、気が弱い、などがあります。ご自身のタイプがどれか当てはまらないでしょうか?
どこかで「NO」を言わなければ、上司の責任逃れに振り回され、疲弊してしまいます。
責任逃れをする上司に見切りをつける事も必要!
あなたはその責任逃れをするような「ダメ上司」の下で、ずっと言う事を聞くつもりですか?こういうスパイラルをいつまでも続けると、会社にとっても自分にとっても良い事は一つもありません。
どこかで見切りをつけて、「もうあなたには従いません」といった態度を取ることも大切です。
責任逃れをする上司とのやり取りは常にメールで残す
上司が責任逃れをするなら、口頭でのやり取りはお勧めしません。常にメールで指示を仰ぎ、メールで報告するようにして、文書で証拠を残しておきましょう。
いざ、何か問題が起きた時に自分だけの責任ではないという事を第3者が見ても分かるようにしておけば、上司は責任逃れできなくなってくるはずです。
責任逃れをする上司は同僚や他の上司も巻き込んで対処する
実際はこのように責任逃れする上司がいること自体ありえないことですが、現実にいるので困ってしまいます。会社を辞めるのも一つの方法ではあるのですが、その方法は極端すぎてしまいます。
まずは、同僚と認識を共有し、さらに上層部もしくは他の上司を巻き込んで対処していくことが先決です。
難しいとは思いますが、現状を変えるため勇気を出して動いてみましょう。なによりも、責任逃れができない基盤をしっかり作っておくことが一番の解決策といえます。
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