お世話になった上司が異動!「寂しさ」「不安」の解消法
お世話になった上司が異動!不安の解消法とは?
お世話になった上司が自分のもとを離れていく……。会社に務めている一員として、”異動”というのは避けることのできない社内行事のひとつです。
上司が異動と聞いた時に、さびしい気持ちやら信任上司への不安やら、様々な想いがあるでしょう。
しかし、そんな想いを持ち続けたまま新しい上司を迎えることはとても失礼なことです。気持ちを切り替えていく。それはわかっているけどどうしたらこの不安を解消することができるのでしょうか。
前任の上司を忘れてみる?
若干の寂しさはあるものの、いつまでも前任の上司に気持ちを依存させたままでいると、新しくやってくる新任の上司に失礼となってしまいます。『忘れる』だなんて冷たいな、と感じる人もいるかもしれません。
ですが、「お世話になった上司を丸ごと忘れなさい」というわけではありません。”業務をこなしていく上での立場”として、上司というものに更新をかけるのです。前任の上司から受け継いだものは、しっかりと自分の中に残しておきましょう!
また、新任の上司からしてみたら、異動先であるあなたのいる部署では当然、不安と緊張でいっぱいのはず。仕事を円滑に進めていくためにも、信任状とのコミュニケーションを積極的にとるようにし、新しい関係づくりをしていくように心がけましょう。
ちなみに、前任の上司に対して、仕事の悩みや気遣いからの相談や電話をするのは問題はありません。むしろ、可愛がっていた部下から連絡がくることを嬉しく思う人の方が多いでしょう。
異動を「新しい出会い」と捉える!
親しい関係を築いてきた人の異動は、なにもマイナスな要素ばかりではありません。
去っていく上司に代わり、新しく来る上司がいるのです。「これ以上良い上司には巡り合えない」それくらいの良い出会いだったかもしれませんが、新任の上司とだって、かけがえのない関係を作っていくことができるかもしれませんよ。
前向きな気持ちになりましょう。新たな出会いのチャンスだと思うようにしましょう。あなたを取り巻く環境は、常に切り替わっていきます。それらを受け入れ、いつでも新鮮な気持ちを持って新しいことに挑戦していくことも、人生の醍醐味のひとつなのではないでしょうか。
新任上司への気持ちの置きドコロ
新任の上司がどんな性質を持った人であれ、やってはいけないことがひとつだけあります。
それは『前任の上司と比較をしないこと』です。今回来た上司が、もしかしたらあなたには合わない、という場合もあるでしょう。しかし、だからといって「前の上司の方が良かったな……」なんて気持ちを呼び起こしてしまってはいけません。そういった考えを持ちながらでは、新しい上司と良い関係づくりなんて到底できるはずがありませんから。
気持ちの置き所をしっかりと整理しておきましょう。前は前、今は今、その上司にはその上司なりの魅力があり、物事を違った見方をしているのです。それを、以前の環境を引きずって決めつけてしまうのは良くありませんよ。
新しい上司がやってきた時の心構えとは?
上司が異動で職場を離れてしまったら、必然的に新しい上司がやってきます。その時にはどのような心構えが必要なのでしょうか。
『部下力』を身に付けよう!質問を3つ用意
部下として上司を立てる『部下力』とでもいいましょうか、それを発揮するのがこのタイミングです。先でも少し触れましたが、上司とはいえあなたの部署に新しく配属してくる新任さんなのですから、当然その上司も不安と緊張でいっぱいのはずです。
職場もメンバーも変われば、みなさんが「早く認められたい」「自分のポジションを確定させたい」と思っているのと同じように、その上司だって「部下が自分を受け入れてくれるだろうか?」「変な部下はいないだろうか?」と赴任当初は心配で心配で仕方がないのです。
そこで『部下力』を使って、上司へいくつか質問をしに行きましょう!つまり、新任上司を頼りに行きましょう!ということです。自分を頼ってきてくれて、コミュニケーションをはかってきてくれて、それを迷惑だと感じる上司はそうはいないでしょうから、相談をしにきてくれる部下は、自分にとっても可愛いがりのある相手となるはずです。
誘われたら絶対に断らないこと!
上司との良い関係の構築は、早急に行っていくものだと思いませんか?
もちろん、職場の雰囲気や士気にもつながってきますが、後々の仕事を効率よく進めていくためにも、早めに関係を築いておくことは大きなアドバンテージになってきます。少々の無理は聞き入れてくれるかもしれません。多少のミスも大目に見てくれるかもしれません。あなたのやり方を認め、理解してくれるかもしれません。
精神的にも、効率的にも、これはとても大事なことだと言えるでしょう。そのため、誘われてたらなるべく断らずについていくことが重要になってくるのです。初見で誘いを断られてしまったら、その上司も次を誘いにくくなってしまいますし、ね。
【職場の不安】上司が異動してしまった時の心構え まとめ
親しい上司が異動でいなくなってしまった。それは当然寂しいことですし、新しくくる上司への不安もあるでしょう。その時に心取り乱すことのないよう、心構えをしっかりと作っておくことが大事です。
前任の上司と新任の上司を比較したりせず、新しい環境でまたイチから働くんだ、と気持ちを切り替えて新任上司との良い関係づくりをしていけるように心がけていきましょう!
組織で働く者にとって、この人事異動は避けられるものではありません。それならばいっそ、新しい出会いにワクワクしておく方がいいと思いませんか?
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