新人指導でストレスをためないコツについて
ストレスをためない新人指導①:そういうものだと割り切る
新人を指導していると、その性格や行動パターンがわかってくるものですが、価値観の違いなどにギャップを感じるようになります。そして自分ならばこうするのに、そう思い始めるとストレスを感じるようになります。なかなか教えた事ができない、ミスを繰り返す、返事をまともにしないなど、気になり始めたら切りが無いほどです。かといって叱っては逆効果にもなりますし、放置しても何も変わらないものです。そこでまずは、そういうものだと割り切ることが必要になってきます。自分なりに対策を立てても上手くいかないと、余計にストレスになります。新人の指導においてまず、新人とはそういうものなのだと、思っておきましょう。
新人指導においては注意点を重点的に伝えて自分で考えさせることが重要
新人を指導しているとどうしても、見ていてストレスを感じる時があります。つい手や口を出して仕事を早く済ませたくなるのです。しかし、新人の指導で大事なことは、自分で考えさせることです。それをさせずに、ただやり方だけ教えても新人は成長しませんし戦力にはならないものです。そこで、指導する際にはミスを防ぐための注意点などを重点的に教えて、あとは考えさせることが重要です。
考えるようになると新人は自分で行動できるようになる
もし、新人指導において自分で考えさせることを実施した場合は、自分の仕事に集中できる時間を増やせるでしょうし、新人も困った点があれば聞いてくるでしょう。同じことを聞いてきたら、メモを取ったかを聞きます。取っていないならそれは何故かを聞きます。このように、質問を繰り返して自分で考えさせることによって、徐々に新人は自分で行動できるようになっていくでしょう。
ストレスをためない新人指導②:責任を持たせる
新人の指導でストレスを感じる理由のひとつとして、思うように成長しないことが挙げられます。上司からも指摘されるでしょうが、これは自分で自分の責任を増やしているのが原因です。そして新人が呑気にしている状態ならば、さらにストレスを感じてしまいます。そこで、自分が抱える責任を新人にも負わせることが、ストレスをためないためには必要です。やり方を教えた仕事をこなせない時、困るのは新人自身だというシチュエーションをつくってあげることが大切なのです。
責任を持つともっと自分で考えるようになる
責任を新人にも持たせることで、指導する自分のストレスも軽減されると共に、新人も自分でより考える時間を持つようになります。この作業は手間がかかるものですが、意外にも自分のストレスにはつながらないものです。とにかく必死で教え込もうと指導に取り組むよりも、ストレスも軽減され新人の成長も見込めるでしょう。
新人指導はストレスをためないためにも自分で責任を持って考えさせることが必要
ストレスをためずに新人を指導するためには、自分で責任をため込まないことが必要です。新人に責任を持たせて、自分で考えさせるための手段を考えることに注力することで、効率良く指導できることになります。そしてまた、新人の基礎的な仕事力を高めることにもつながります。ストレスが軽減されるだけでなく、新人指導にも効果がありますので、ぜひ取り入れてみてください。
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