接待麻雀のマナーとは？弱い取引先への対応術

2016年11月29日2020年3月31日接待

弱い取引先への接待麻雀のマナー①：勝敗のバランスに気を遣って弱い取引先を気分よくさせる

接待と付く以上、麻雀といえども勝ち負けよりも「相手を気分よくさせること」が大切です。接待麻雀は仕事と割り切って、勝敗へのこだわりを捨て、相手を気持ちよくさせることに徹しましょう。そうはいっても、相手に勝たせてばかりでは、相手もさすがに手加減されていることに気付きます。接待麻雀では勝ち負けのバランスが大切なのです。取引先が弱いとき、一度や二度は勝ってもよいですが、トータルで見て勝ちがこみすぎないように気を付けるのがマナーです。

勝敗にはこだわらない相手でも最後は取引先に勝たせてあげる

また、一見相手は勝敗にこだわらない人に見えても調子に乗って、こてんぱんに負かしてしまうのはやめましょう。勝負ごとの恨みは怖いものです。後日、「あのとき勝ち過ぎなきゃよかった」と後悔することのないようにマナーには気を付けましょう。また、最後は弱い取引先にも勝たせてあげ、気持ち良く帰らせてあげるようにしましょう。

弱い取引先への接待麻雀のマナー②：附計算の方法や独自ルールを前もって確認しておく

接待麻雀では附計算や細かいルールに、独自ルールが決められている場合があります。上司について初めて接待麻雀に参加するときには、附計算の方法や独自ルールの確認をしておきましょう。接待麻雀の場で、上司や弱い取引先にルールを一から聞くことのないようにします。麻雀をよく知らない方は、ルールブックを買って勉強しておきましょう。

麻雀常習者は勝ちたい欲求をおさえて悪癖を出さないように注意する

また、普段から麻雀をしている方は、接待麻雀のときには真剣勝負のときの悪癖を出さないように注意するのがマナーです。チーやポンを多用して場を荒らす、一色ガメで相手方のツモ和了をつぶすなどの、汚い麻雀は接待麻雀では禁物です。弱い取引先を相手に接待麻雀をするときには、勝ちたい欲求をおさえ、「よそいきの麻雀」をするように心がけてください。

弱い取引先への接待麻雀のマナー③：麻雀をしながら相手の話を聞いて飲み物にも気を配る

接待麻雀の間、麻雀に集中するあまり、会話やお酌がおろそかになってはいけません。接待である以上、麻雀はあくまで取引先と仲良くなるためのツール、大切なのは取引先とより親密な関係になり自社の利益を増やすことです。その為、麻雀をしながらも、相手の会話には耳を傾け相槌をし、必要であれば自分から話題を提供し、相手のグラスが空になったら即座にビールを注ぎ足すというのが接待麻雀のマナーなので、気づかいを忘れないようにしましょう。

弱い取引先相手と麻雀する場合は接待中であることを念頭におく

麻雀をしている間もマナーには気を付けて、頭の半分は常に接待相手の一挙手一投足を気にかけておくようにしましょう。それと同時に、弱い取引先の場合は、相手をうまく勝たせることも大切です。接待麻雀のときには、常に「接待中である」ことを意識しましょう。

弱い取引先との接待麻雀のマナーは勝敗のバランスに気を遣いながらも相手の会話やお酌に気を配り気持ちよく勝たせる事

以上が、「接待麻雀のマナーとは？弱い取引先への対応術」についてです。接待麻雀の基本的なマナーは「相手を不快にさせないこと、相手に気持ちよく帰ってもらうこと」です。これを常に意識し、麻雀中の会話やお酌、あるいは麻雀の勝ち負けのバランスを考えましょう。