目上に失礼?デキる人の会社でのマスク着用マナー
会社でのマスク着用マナー①:社内では基本はずす
会社やビジネスシーンでは、基本的にマスクは失礼にあたり、社会人としてはマナー違反です。通勤途中はマスクをしてもかまいませんが、花粉症や感染症の危険のある時期をのぞき、会社に着いたら外しましょう。
特に、営業や取引先との商談など、社外の人間と会うときには、顔の半分を隠してしまうマスク姿は失礼にあたります。商談の席では、マスクを必ず外しましょう。
マスク着用での営業や商談は帽子を被っているのと同じ!
マスクを着用したまま営業や商談をすることは、帽子をかぶったまま営業や商談をするのと同じくらい失礼です。相手は、不快感を覚えるうえに「ビジネスマナーを知らない人間とはまともに付き合えない」と考えるでしょう。
まとまりかけていた商談も、失礼によってうまくいかなくなってしまいます。マスクを着用している場合には、取引先の会社に入る前にマスクを外し、失礼のないようにしてくださいね。
会社でのマスク着用マナー②:細かい部分は職場ルールに従う
会社での、マスク着用全てが失礼というわけではありません。事務職など社外の人間と会わない仕事の場合、会社内でのマスク着用の是非については、環境によって違います。職場のルールやマナーに従いましょう。
あなた自身に来客はなくとも、来客の多い職場であれば「社外の人間に、マスクをしている社員を見せるのは失礼だ」という考えからマスク着用を禁止している場合もあります。
リスク管理の為に社員のマスク着用を推奨する場合もある
反対に、職場にインフルエンザなどの感染症が流行し、職場全員が感染してしまうというリスクを避けるために社員のマスクを推奨している会社もあります。会社のルールや時期的なものを考慮し、マスクをつけるかどうかを決めるとよいです。
最近では、感染症が流行しやすい冬などは社内でのマスク着用が普通になっているという会社が増えています。このような会社では、マスクをしていないと、かえって迷惑で失礼になるのでマスクをする習慣のない方も、マスクを会社に持参するようにしましょう。つまりは、失礼かどうかはその時の状況にもよると言うことですね。
会社でのマスク着用マナー③:いつでも外せるような状態にしておく
マスクを着用してよい会社であっても、来客や会議などのときは、いつでもマスクを外せるように準備しておきましょう。マスクを外したら「すっぴんでした」あるいは「無精ひげがありました」では、失礼にあたります。
会社やビジネスシーンでのマスク着用は、すっぴん隠しやひげ隠しではありません。あくまで、「風邪やインフルエンザなどの病気をうつさないための、あるいは花粉症で周囲に不快感を与えないための配慮・マナー」です。
マスク跡がついているのも失礼にあたるので注意
化粧や髭剃りの手間を惜しむための、マスク姿は厳禁です。女性社会人の場合は、マスクを着用すると口紅が落ちてしまうので、こまめに塗りなおすようにしましょう。
また、来客時にマスクの跡がついているのもいただけません。社会人としては、マスクの跡を隠せるように、ファンデーションやコンシーラーを用意しておくとよいです。
風邪・花粉症の予防といった用途以外でのマスク姿は会社では基本失礼にあたりNG
会社で失礼とされる、マスク着用のマナーについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
以上が、社会人として失礼をしないための会社でのマスク着用のマナーです。会社やビジネスでマスクを着用するときは、上記のマナーを心にとめておき、来客や会議など、マスクを外した方がよい場面では、マスクをすぐに外すようにしてくださいね。
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