セミフォーマルの服装について女性が知っておきたいマナー
セミフォーマルは昼と夜で服装が違う
セミフォーマルといって思いつくのは、結婚式や披露宴に招待された際の服装です。結婚式の場合は、披露宴、二次会も含めて、男性も女性も、セミフォーマルの装いをすることがマナーになっています。また、格式が高いと言われるホテル・会場でのパーティーでも立食式の場合は、セミフォーマルがマナーと言えるでしょう。セミフォーマルには昼の装いと夜の装いがあります。
女性の昼のセミフォーマルとはワンピース・ドレス・スーツを指す
一般的に、女性の昼間のセミフォーマルというと、ワンピース、ドレス、スーツなどが挙げられます。パンツスーツでもマナー違反にはなりません。スカート丈は、普通丈からセミロング位までが良いとされています。足が隠れてしまうほどのロング丈昼間はマナーから外れてしまいますので注意が必要です。夜の装いとは異なり、ドレスの胸や肩などの露出は控え、あまり光りすぎない生地のものがよいでしょう。胸や肩が出てしまうようなデザインなら、ボレロやストールなど羽織るものを合わせるのがマナーです。
女性の夜のセミフォーマルはひざ丈からロング丈のドレスを指す
夜のセミフォーマルというと、海外の改まったカジノやレストランに行くときや、夜のパーティーの服装となります。ノースリーブか、胸が開いている女性らしいデザインが基本ですが、肌の露出度はイブニングドレススタイルほど要求されません。イブニングドレスは夜の正装と言われ、たとえば海外ではオペラを見に行くときなどは正装をする女性が多いようです。夜のセミフォーマルスカート丈は、ひざ丈からロング丈までで、素材は、ラメやスパンコールなど華やかなものを選ぶのがマナーです。
女性のセミフォーマルには高級感のあるアクセサリーを
セミフォーマルの装いに合わせるアクセサリーや小物類は、できれば本物のジュエリーか、イミテーションでも高級感のあるものを品よく身につける事が大切です。また、ブラックパールを使用したアクセサリーは、たとえワンポイントであっても、お葬式を連想させるということで避けるのがマナーでしょう。ホワイトパールやカラーパールは構いません。
女性のセミフォーマルにはつま先まであるパンプスを合わせるのが○
昼間のセミフォーマルの場合、特に結婚式では、オープントゥはあまり好ましくありません。つま先まであるパンプスを選びましょう。また、フラットシューズは妊娠中などの理由がない限りは避け、高いヒールのものを選びます。昼間はストッキングや薄手のタイツを必ず着用します。夜のセミフォーマルでロングドレスを着る女性は、素足にヒールでも構わないとされています。
「平服」との招待をうけて普段着で参加してはマナー違反になる
二次会の招待状などに「平服」と書いてあることもありますが、普段着を着ていってしまっては、マナー違反になります。「平服」とは「礼服でなくてよい」という意味ですので、セミフォーマルに近い、改まった場に出席できる服と考えます。特に女性は、デニム素材は厳禁です。また、同じセミフォーマルでも、結婚式と、子供の入学式や卒業式、お宮参りなどは適する服装は変わります。時と場所に合わせてマナー違反のない装いができる女性になりましょう。
昼と夜のセミフォーマルの違いを把握してマナー違反にならないような女性らしい装いができるようにしよう
セミフォーマルとは準礼装のことを指します。結婚式や子供の入学式、卒業式などに出席する際の服装が昼のセミフォーマル、夜に改まったパーティーなどに行くときの服装が夜のセミフォーマルとされています。女性のセミフォーマルは、昼間は胸や肩などの露出は控え、あまり光りすぎない生地にして品を出し、夜は露出度を高くして華やかにします。時と場所にあった服装ができるよう、マナーを知ることが大事です。
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