市役所における一般事務の仕事内容とやりがい2つ

2016年11月29日2020年3月31日一般事務, 市役所

市役所の一般事務の仕事内容はデスクワークだけではない

市役所では、一般事務のことを「一般行政職」と呼びます。事務作業だけをすると勘違いされることが多いのですが、実際の仕事内容はそうではありません。配属される部署によって、様々な職種があります。一般事務はデスクワークだけではなく、地域に根ざした企画を作成実行する場合もあるのです。市役所の一般事務として、とてもやりがいのある仕事内容と言えるでしょう。

市役所の部署は10種類以上あるのが一般的

市役所での一般事務の仕事内容は、市町村で差が出てきます。大まかには、企画部、財務部、市民福祉部、産業振興部など、10種類以上ある市役所がほとんどです。これだけでも、仕事内容が多岐に渡ることが伺えます。また、各部署でも課が分かれているのです。たとえば企画部には、政策企画課、広報広聴課等があります。一般事務としてのスキルを、様々な部署で活かすことができるでしょう。

一般事務には人事異動があるため多くの仕事内容に携わる

一般事務で働く市役所職員は、3～4年ごとに人事異動があります。そのため、幅広い分野の仕事内容に携わることが可能です。教育、福祉、産業振興などの部署を移動して、新たに業務を開始します。担当していた仕事内容とは、全く異なる分野の部署に移動することもあるのです。そのため、異動して間もない頃は、知識や経験不足から不安になることもあります。人事異動に該当した場合は、自宅で勉強をしたり、先輩職員から積極的に仕事を教わることが大切です。やりがいを感じられる仕事が出来なくても、人事異動で新しく所属した部署で、やりがいのある仕事内容を任される可能性もあります。

市役所における一般事務の仕事内容①：課税業務

市役所における一般事務の仕事内容の例として、課税事務について説明します。課税事務とは、主に市民の税に関する事務処理を行う仕事内容です。例えば、確定申告の手続きに関する相談窓口対応、申告に伴う各種資料の作成、所得証明書や原付のナンバープレートの発行、法人市民税や軽自動車税に関する仕事内容を行います。

ガイダンスなどで市民の役に立てることがやりがい

一般事務で課税業務に携わっている人々は、その仕事内容から市役所の中でも税金のプロになります。そのため、税金に関する一般事務以外にも、小学校や中学校に出向いて、学生向けに税金に関する授業をする場合もあるのです。税金の計算は、本当に複雑難解なものが多くあります。したがって、市役所に来る市民向けにガイダンスを行ったりすることが、とてもやりがいのある仕事と言えるのではないでしょうか。

市役所における一般事務の仕事内容②：地域活性化

一般事務の仕事内容の中に、地域活性化業務というものがあります。その中でも、地産地消推進業務を行う市役所もあるのです。これは、地域の市役所などでよく行われる仕事内容のひとつです。仕事内容としては、地域に根ざした美味しい食材の魅力を宣伝する活動や、市民農園活性化の支援等を行います。地域の小学校等に出向して、地元にどれだけ魅力的な食材があるのかを伝える授業を行う場合もあるのです。

地域の食材の魅力を広めることがやりがい

地産地消を推進するためには、たくさんの人と関わる必要があります。地域に根ざした農業林業を行っている方々と問題を掘り下げる一方で、小売店業者とも、どのようにしたら地域の食材を売ってもらえるかの交渉しなければいけません。これらは、市役所の一般事務業務の中でもとても難しいと同時に、とてもやりがいのある仕事内容だと言えます。

市役所で働く一般事務の仕事内容は市民の役に立ち地域貢献ができることにやりがいを感じられる

いかがでしたか。市役所の一般事務職は、とてもやりがいのある仕事内容です。市役所の一般事務として地域と交流しながら、自分のスキルを活かすことにやりがいを感じられます。もちろん、仕事をする人の適性がある程度要求されることは言うまでもありません。しかし、地域に貢献できるやりがいのある仕事を目指している方には、とてもおすすめの仕事内容と言えるのではないでしょうか。市役所の一般事務の仕事内容を通じて、地域に貢献しましょう。

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