営業決意表明のコツとは?意欲が伝わる目標の立て方と例文
営業決意表明は会社での抱負をまとめた文書やスピーチ
営業決意表明とは、会社で働くうえでの決意や抱負をまとめた文書、またはスピーチを指します。新入社員が入社初日に提出・発表を求められるケースも多いですね。
業務でどのように自分は働くのか、どのように会社に貢献するのかといった決意を、ストレートで分かりやすく伝える必要があります。営業決意表明、すなわち抱負は、結果を出すために必要なものです。
目標の立て方に困ったら四字熟語で考えてみよう
営業決意表明では、会社の上司や目上の人に好感を持ちやすいという事から四文字熟語を使用する場合が多いです。但し、意味が通じにくい、わかりにくい難しい四文字熟語だと相手に伝わらない為、親しみやすい四文字熟語を選びましょう。下記に例を挙げます。
●初志貫徹
●一念発起
●迅速果断
●勇猛果敢
●温厚篤実
etc.
ただし、四字熟語を述べるだけではいまいちピンと来ませんから、なぜその四字熟語なのか、実際にどのように行動するのかを記載しましょう。
営業決意表明の例文をご紹介!
では、実際の営業決意表明はどんな仕上がりになるのでしょうか?例文を複数ご紹介します。新入社員が述べる抱負も、すでに働いている社員が述べる抱負も、前向きな気持ちをアピールするのが大切です。是非、例文を参考にしてみてください。
例文①:入社式で使える営業決意表明【初志貫徹】
【例文その1】
タイトル:初志貫徹で豊かな生活と希望をお届けします!
本日入社いたしました(自分の名前)と申します。出身は□□で、大学では◇◇を専攻として学びました。新規事業にも積極的に取り組む○○(会社の名前)の一員になれた事をとても嬉しく思います。
初心を忘れることなく、今日から一日でも早く仕事を覚え、社会へ豊かな生活と希望を届けるために精進します。
例文②:社内報の新人紹介ページ用【先手必勝】
【例文その2】
タイトル:先手必勝で顧客の新しいワクワクを創り出す
販売には難しい事ばかりがあると思いますが、一般消費者であるお客さまと直接関われるのは、この上ない魅力だと確信しています。しかし、店頭に足を運んで下さるお客さまが減るのではないかという不安もあります。
ですから「お店に来てよかった」と思ってもらうだけでなく、今まで感じなかったようなワクワクを創造・お届けできるように尽力します。そのために、これまで取り入れなかったブランドやアイテムを積極的に取り入れ、お客様に新しい発見を楽しんでもらえるようにします。
例文③:若手営業マンの決意表明【一期一会】
【例文その3】
タイトル:一期一会の精神で毎月前年比105%を目指します
立ち上げ当初は会社全体が右肩上がりで成長していたと聞きましたが、私の営業成績はこの二年でほぼ横ばいとなってしまいました。
新しい出会いを大切にし、小さなつながりをたくさん作る事で、今年度は毎月前年比105%以上の営業成績を目指します。ギリギリで達成しないために、常に前倒しで仕事を進めていく所存です。そのために、いつも"一期一会"の精神を持って業務に当たります。
営業決意表明は具体的な内容を盛り込んだ書き方を
書き方のポイントは、「努力すれば実現可能な目標」を意識して盛り込むこと。提出文書を読んだりスピーチを聞いたりした人が、中身を覚えられるような営業決意表明にすれば、上司が努力を評価してくれる可能性が高まります。大前提として、頑張るという前向きな意思を強く表現した書き方をポイントしましょう。
タイトルを考えると内容が締まりやすくなる
目標は一つに限ることはありません。複数の目標がある場合は、それぞれを文章分けするのが好ましいと言えます。
抱負や目標の立て方は"達成可能なもの"が基本
新入社員として会社に入ってばかりとなれば、営業決意表明の書き方としても目標は誰でも達成可能な目標をたてることをお勧めします。例えば、「1日も早く仕事を覚える」「1つの事を諦めず頑張る」等、身近な目標が望ましいです。営業の目標設定となると、具体的な数値目標を考えますが実現可能な範囲かどうかを見極める事が大切であると認識しておくことも必要です。
文書作成ソフトの力を借りるのもアリ
営業決意表明を考える時は、文書作成ソフトの力を借りるのもおすすめです。書き方が分からない、又は手が動かないという時は、ツール等の力を借りてみましょう。
気の利いた定例文を見れば、そのまま使わないとしても文脈等の参考材料になりやすいです。文書作成ソフトを参考資料にすると、より良い文章が書けるようになり、文章力を身に付けるコツにもなります。
目標の立て方で悩んだら例文を参考にしながら工夫して、印象に残る営業決意表明をしよう!
営業決意表明のコツとして、意欲が伝わる目標の立て方と例文をご紹介しましたが、いかがでしたか?
営業決意表明と聞くと何がなんでも守らなくてはいけないといった物と聞こえますが、目標であり自分で設定した達成可能な目標の書き方を念頭に置く認識を持ってください。
営業決意表明で立てた目標は、振り返りした時に改めて初心に戻る活力になる物であると言えます。
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