インフルエンザが治った後の出勤日について
インフルエンザ明けの出勤は発症後5日間おいて解熱してから2日間以上おくが目安
まずいつ頃出勤すれば良いかについてですが、インフルエンザに感染した場合は発症後5日以上、かつ解熱してから2日以上後に出勤」が出勤日の一般的な目安とされています。インフルエンザウィルスに感染した場合、発病から死滅まで最低でも5日はかかりますので、たとえ直ぐに熱が下がり具合が良くなったとしても、最低5日以上は自宅で安静に待機する必要があります。
ワクチンや薬を処方してない場合は万全な状態に回復するまでは出勤は控える
またワクチンや薬を処方しなかったり、安静に休養できなかった場合は、5日では回復できず1週間、2週間と症状が長引く事もあります。5日を越えても熱が下がらない、せきやくしゃみが酷い、頭痛やだるさを感じる場合はまだ体内にウィルスが残っている可能性がありますので、万全な状態に回復するまでは出勤は控えるようにしましょう。
出勤時にマスクは必須
インフルエンザが回復し、いざ出勤する事となった場合は、マスクの着用は必須です。インフルエンザに感染した場合、たとえ症状が回復したとしても、体内に少なからずインフルエンザウィルスが残っています。インフルエンザは感染力が強いですので僅かなウィルスであっても再び職場にウィルスをばら撒いてしまう事になりますので、それを防ぐためにも出勤時はマスクは必ず着用しましょう。
マスクは不織布製がよい
マスクの種類については、厚生労働省からも推奨されている「不織布製マスク」が最適です。不織布製マスクは細かなウィルスや粒子をフィルタリングする力に優れており、また通気性も高いのでおすすめです。市販マスクのほぼ9割は不織布製マスクですので間違う事は無いかとは思いますが、念のためマスク選びの際は不織布製マスクであるかチェックする事をおすすめします。
出勤した場合は細かな気配りも大切
マスクを着用したとしても、インフルエンザウィルスというのは100%フィルタリングは出来ません。したがって、インフルエンザ明けで出勤した場合は以下の様な細かな気配りが大切になってきます。
極力他者に近づかない
インフルエンザウィルスは吐息やくしゃみ、唾などでも空気感染しますので、出勤時は極力職場の方々に近づかない、近くで会話などをしない事をおすすめします。休憩室や喫煙室など人が密集するエリアに出向くのも極力控えましょう。
食べ物の共有を避ける
飲み物を口移したり、食べ物を皆でつっついて食べたりする事はインフルエンザウィルスを感染させる原因となりますので控えましょう。職場では余り無いケースかと思いますが、昼食や飲み会などで皆と一緒に飲食を共にする場合には注意したい部分です。
湿度の高い所で過ごす
インフルエンザウィルスは湿度が高くなるほど感染しにくなります。(湿度50%以上だとほぼ死滅)可能であれば加湿器に近い場所にデスクを移動させてもらったり、加湿器を自身で持参するとより確実に感染を防止できます。
インフルエンザ明けの出勤日は最低7日間後で職場ではマスクをして細かな部分に気を配る
インフルエンザが治った後の出勤日について紹介しました。インフルエンザの恐ろしいのは感染力の強さです。職場に迷惑を掛けまいと早めに出勤する意識は大切ですが、もしそれで職場に感染させてしまった場合はそれ以上に大きな迷惑となってしまいます。インフルエンザ明けで出勤する場合はその点を十分考慮した上で、感染防止の対策をしつつ出勤する必要があります。
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