公務員と会社員が加入する健康保険の違い
公務員は共済組合の健康保険に加入する
不景気が続いており、ほとんどの企業が業績悪化に悩んでおり、会社員の収入はあまり増えることがありません。このように、民間企業で儲からないと、分配金が少なくなるのは当たり前のことですが、それとは全く逆の職種があるのをご存知でしょうか?それがまさに公務員なのです。
共済組合は社会保険に比べて毎月の保険料が安い
公務員には特に優遇されている分野がありますが、それは健康保険です。実際には、公務員の加入している共済組合の保険料というものは、民間の保険などよりずっと低く設定されているのです。通常会社員は健康保険料を給与から天引きされており、実際に病院に行った時には、この保険料に基づいた本人負担3割分以外の医療費が健康保険組合から支払われることになっています。これについては公務員の場合も同じなのですが、毎月徴収されている保険料率にはかなりの差があるのです。特に国家公務員の場合は、それぞれの共済組合が低くなっているのです。
会社員や公務員の健康保険は「協会けんぽ」「組合健保」「共済組合」の3種類
では、中小企業の会社員が所属しているけんぽはどうなっているのでしょうか?いっぽうで、中小企業の会社員が所属している協会けんぽというのは財政が悪化しており、毎年のように健康保険料が上がっています。なお、一般の会社員や公務員などといった被雇用者が加入している健康保険は大まかに言って、協会けんぽと組合健保、共済組合の3つの種類があります。
それぞれの健康保険毎に加入の条件が異なる
従業員数700名以上の大企業が独自に作ることのできるのが組合健保、中小企業を中心とした協会けんぽ、さらに公務員が加入するのが共済組合となっています。それぞれ財政収支を勘案して、その制度ができあがったので、保険料に違いが出てきます。なお、若くて健康な会社員がたくさんいる会社の場合、健康保険の利用があまりないので、保険料の負担額は少なくなり、歳をとった会社員が多くて健康でない人が多ければ多いほど負担額が多くなります。
公務員は他の面でも優遇されている
地方公務員も大変恵まれています。例えば、遊園地や水族館といったレジャー施設のほとんどは地方自治体の共済組合と契約しており、組合員へのサービスがあります。中には、無料となっている施設も少なくありません。年に一回程度無料招待券が届いたりするので、家族と利用している公務員も多いです。
低価格で商品を購入できる
さらに、自動車や宝飾品、布団や時計などといったお店が共済組合と契約しているので、格安な金額で購入でき、分割払いの際にも利子がつかない給与天引きによって買うこともできます。特に人気なのが高級時計だということです。というわけで、公務員は健康保険が安いだけでなく、質素な生活を送っているという事はなくて、民間の会社員より豊かな暮らしを送っていると言ってもいいでしょう。
公務員の加入する共済組合の健康保険は料金が安く会社員よりも優遇されている
ここまで、公務員と会社員が加入する健康保険の違いについて紹介してきました。いかがだったでしょうか?公務員は年間の健康保険料がかなり安いだけでなく、その他の面でもかなり優遇されているということです。会社員に比べてかなり豊かな暮らしができるということですね。ちょっとした知識として覚えておいて下さいね!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません