遠方・地方の面接に行く場合の交通費の請求方法と例文【就活・転職】
転職面接が遠方・地方の際の交通費請求の方法とは?
近年、不景気の影響もあってか、転職や就活の面接のため遠方・地方に行っても交通費支給をしてくれる会社は少なくなっています。
しかし、交通費支給してくれるところも皆無ではありません。転職や就活をする所が、あまりにも遠方・地方の会社なら電話で事前に交通費支給について確認しておきましょう。
企業の交通費支給への考え方は大きく4パターンに分かれる
企業の交通費支給への考え方は、大きく4パターンに分かれています。
1:採用するかどうかもわからない転職者に交通費支給をする必要はない
2:最終面接にまで進んだ転職者には払ってもいい
3:遠方から面接に来た転職者には払ってもいい
4:交通費支給は採用コストで落とせるし、地方・遠方に関わらず面接に呼んだ会社が支払うべき
ただ、なかなか交通費支給に対して、最後の考え方を持っている企業は少ないのが実情です。
多いのは選考が進むと交通費支給をするパターン
面接は、転職や就活をする人と、企業間での情報交換をする機会だという考え方があります。交通費支給で多いのは、1次面接は自己負担、2次面接以降は会社から支給するケースです。
ただ、遠方・地方の会社での面接や、会社都合で遠方の人材を呼ぶケースでは、1次面接から交通費支給をされる事が多いようです。また、募集職種がいわゆる「売り手市場」といった人手不足の職種であれば、地方・遠方といった距離に関わらず、最初から面接の交通費支給をしてくれるところが多いです。
遠方・地方の会社に面接の交通費請求について尋ねる際は丁寧に!
どれだけ遠方・地方のところに転職や就活で面接にいくときであっても、採用が決定していない状態で、交通費請求について尋ねるのはリスクを伴います。
面接官も社会人ですから、極端な遠方であったり、地方の会社であれば配慮してくれますが、それでも「交通費請求されている」という印象を与えるのは良くはありません。
どうしても交通費請求について聞きたい時は、「できるだけ丁寧に」「失礼がないように」という、二つを心がけましょう。
転職や就活の面接では交通費請求でトラブルになるケースも
就活で交通費支給という遠方・地方の企業の面接を受けたところ、交通費支給と人事の中でも周知されておらず、当然のように交通費請求をしたら、非常識だと、トラブルになったケースがあります。
また、交通費請求をしたら、駅から面接場所までのタクシー代は支払うが、それ以外の飛行機代や新幹線代は支払わないと後で言われトラブルになったケースもあります。転職や就活で遠方・地方に面接で赴く際は交通費請求をする際は丁寧かつ、詳細を確認しましょう。
面接のあとに交通費請求するように言われたら?
転職や、就活の面接のあとに「交通費請求してください」と連絡をいただけた時に「じゃあどのようにして交通費請求すればいいんだろう」というのが次のステップです。
ここでは、メールでの交通費請求の方法について例文を挙げておきます。詳細を記載することはもちろん、決して失礼のないよう、言葉づかいにも注意することを忘れないようにしましょう。
面接の交通費請求をするときの例文
転職や就活での面接のあとに、交通費請求をするときの例文を挙げておきます。このようなメールで、交通費請求すれば大丈夫だと思います。
○○株式会社
採用担当 ○○様
この度は、面接のご連絡ありがとうございます。
ご指示いただきました往復交通費の件について、以下に記載いたします。
電車(××線)○駅から×駅 ○○○円
バス ○駅から○停留所 ○○円
小計 ○○○円
往復×2
計 ○○○円
上記、ご確認くださいますと嬉しく思います。
ご多用の折に恐縮ではございますが、何卒お頼み申し上げます。
住所:○○
電話:○○
携帯:○○
E-Mail:***@*.○○.jp
求人広告に面接の交通費について明記されてない場合は注意すべし
転職や就活をしているとき、求人内容に面接の交通費が明記されていないものは、交通費支給はないと考えるのが普通です。面接の前に、あえて交通費請求できるか確認すると、印象を悪くする恐れがあります。
採用が決まるまでは、交通費支給などの金銭面についての質問は控えましょう。とはいえ、転職や就活では、交通費がけっこうかかります。
交通費請求について、どうしても知りたければ「大変恐縮な質問なのですが、交通費・宿泊費は支給していただけるものなのでしょうか」と丁寧に聞いてみたり、「持ち物の確認をしたいのですが、交通費支給がされる場合などには、印鑑を持参する必要はありますか」と、間接的に聞いてみましょう。
転職や就活の面接が遠方・地方の場合の交通費請求は丁寧慎重に!
遠方・地方で転職や就活の面接を受ける際に交通費支給されるのか、その話を切り出すタイミングについて見てきましたが、いかがでしたか?企業によって反応は違いますが、概ね交通費請求できるのは面接が先へ進んでからのようです。
また、転職や就職で面接の交通費請求に関する質問を切り出す時は「面接前」か「採用後」がベストでしょう。交通費支給と記載があったけど本当にでるのだろうか?と不安な方は、このタイミングで間接的に聞いてみましょう。
「急いては事を仕損じる」という言葉を念頭に置いて、焦らずに交通費請求について尋ねるのが重要です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません