【人事職への就職希望者必見】就活生が知っておきたい仕事内容と役立つ資格|志望動機・自己PRの例文アリ
就活生が思う人事の魅力とは多くの人と関われること
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「あなたが思う人事の魅力を教えてください!」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 分かりません
- いろんな人と話せる。
- 多くの人の才能に触れられる
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「あなたが思う人事の魅力を教えてください!」
このアンケートを見てみると、就活生が思う人事の魅力とは、 多くの人と関われることだと考えている就活生も多いようです。
人事への仕事に就きたい場合、どのような志望動機を書けば面接官の目に止まるのでしょうか。本記事では、就活生が知っておきたい人事職の仕事内容と役立つ資格を、志望動機や自己PRの例文と一緒に見ていきましょう。
採用にかかわる仕事である「人事職」とは?
就活生が目指す職種のうちの1つとして、「人事職」が挙げられます。人事職と聞くと、 「採用にかかわる仕事」というイメージを持つ就活生は多いでしょう。では、人事職の人たちは、採用以外だとどんな仕事をしているのでしょうか。その部分を知っている就活生は、意外と少ないです。そこで本ページでは、人事職についてご紹介します。
選んだ人材が活躍するとやりがいを感じられる
そもそも、人事職の魅力とは何でしょうか。それはやはり、採用に携われるという部分にあるでしょう。新たな人材の採用は、会社にとって大切な決断です。もし採用した人材が活躍すれば、それは人事職の見る目が良かったといえます。そのように、自分が選んだ人材の活躍によってやりがいを感じられるのは、人事職の魅力といえるでしょう。
人事職は新卒の学生から人気がある
また、人事職の特徴として、新卒の学生から人気があることが挙げられます。就活生と関わることの多い人事職は、新卒から見ると社会人としてかっこ良く働いているイメージが強く、 憧れの対象となりやすいのです。加えて、人材を採用するという責任ある仕事から、やりがいを感じたいと考える人が多いのも、理由といえるでしょう。
人事職の仕事内容は大きく分けると5つ
では、そんな人事職の仕事内容について、以下で見ていきましょう。人事職の仕事としては採用関係のイメージが強いですが、もちろんそれだけではありません。人事職の仕事内容は、 人事戦略や労務管理など大きく5つに分けられます。それぞれの詳細を見ていきましょう。
①:制度の企画・立案等を行う人事戦略
1つ目が、人事戦略です。企業が掲げる目標を達成するために、現状の調査などを行い、人事戦略を立てます。人事戦略では 人材や資金がカギとなるため、いかに現状から良い結果を叩き出せるかが大切となるでしょう。人数の過不足を基に採用計画を練ることなども、この業務に含まれます。
②:新たな人材の採用・既存社員の異動
2つ目が、採用・異動に関する業務です。新たな人材の採用に関しては、人事職のイメージとして最もポピュラーといえるでしょう。しかし、人事職の人は、採用以外に 既存社員の管理も担っています。自社に必要なのはどんな人材か、既存社員をより活躍させるにはどうすれば良いかなど、日頃の分析が大切となる業務です。
③:自社が持つ人材の教育・研修
3つ目には、既存社員の教育・研修が挙げられます。こちらも、日頃の分析が必要となる業務です。自社が持つ人材をどう成長させるかを考え、 必要な教育・研修を計画します。実施方法としては直接人事職の人が行ったり、外部に委託したりと、企業によってまちまちといえるでしょう。
④:労務に関する管理業務
4つ目に、労務に関する管理も、人事職が行う業務の1つとなります。内容としては 安全衛生管理や勤怠管理、メンタルヘルス対策など、多岐に渡るといえるでしょう。全体的に労働組合に関する業務が多く、事務職に近いことが特徴です。社員が活躍できるためのサポートが主であり、場合によっては経理・広報部門などと協力し、業務を行うこともあるでしょう。
⑤:その他 年金管理など
また、5つ目として、上記で挙げた以外でも人事職が行う仕事内容はいくつかあります。例えば、年金管理や評価制度の構築、社内行事の企画なども人事職の行う業務です。会社によっては、上記の4つの仕事内容に含まれる場合があります。
全体的に見て、人事職の行う業務には「会社・人材をサポートするもの」が多いといえるでしょう。
人事職を目指す際に取得しておくと良い資格3つ
人事職を目指す場合、特に取得が必要となる資格はありません。しかし、 取得しておくと役に立つ資格は、いくつかあります。そこで以下では、人事職を目指す人にオススメの資格を3つ見ていきましょう。人事職を目指している人は、ぜひ参考にしてください。
①:社会保険労務士
1つ目は、社会保険労務士の資格です。社会保険労務士の資格を取得するには、 労働基準法や安全衛生法、労務管理などの勉強が必要となります。そういった勉強内容を見ると、人事職の業務と被っている部分が多いといえるでしょう。社会保険労務士の勉強で身につけた知識の大半は、人事職としての仕事に役立たせることができるのです。
②:中小企業診断士
2つ目にオススメする資格は、中小企業診断士です。企業ごとに設けられている経営課題に対して、診断やアドバイスを行うための資格となります。取得すれば人事職目線のアドバイスを行うことができ、企業に大きく貢献できるでしょう。取得には成長戦略に関する知識が求められるため、就職後、業務に取り組みやすくなるのもメリットです。
③:衛生管理者
最後に、衛生管理者も人事職にオススメの資格です。仕事上の衛生に関する管理を行うための資格で、 50人以上が働く企業では選任が義務付けられています。業務の1つに安全衛生管理が含まれている人事職として、取得しておいて損はない資格でしょう。また、取得することで快適な職場作りに貢献できます。
人事職を目指す就活生が好印象を与える志望動機・自己PR
履歴書や面接では、人事職の採用担当者に向けて志望動機や自己PRを作成します。では、もし自分が人事担当者として採用に携わりたい場合、どのような志望動機や自己PRを書けば良いのでしょうか。人事担当者に好印象を持たれる志望動機や自己PRはどんなものか、以下で見ていきましょう。
業務内容に対する「学びの精神」をアピールする
新卒の就活生が、人事職の志望動機や自己PRを作成する場合、 未経験という部分をカバーできる内容にしなければいけません。ですので、「人事職の経験がない」という点をしっかりと自覚した上で、「不足分は業務を通じて学んでいく」という姿勢を示しましょう。志望動機や自己PRで 「学びの精神」をしっかりと示せれば、採用担当者に好印象を与えられます。
例文①:人事職に就くための志望動機
以下では、人事職を目指す場合の志望動機の例文をご紹介します。人事職を目指す新卒の就活生は、ぜひ参考にしてください。
例文:人事職の志望動機
元々人と関わる仕事が好きで、接客業のアルバイトをしています。その中で、スタッフの採用や社員教育・研修を担うこともあり、その内容次第で業績が変化するなど、採用担当者として判断する責任の重さを感じることが多くありました。しかし、採用したスタッフが活躍して業績が上がっていくのをみると、嬉しい気持ちと共にやりがいを感じ、人事職に興味を持つようになりました。そんな時に御社の人事職の求人を拝見し、応募いたしました。未経験の為、人事職の仕事において経験不足は否めませんが、一生懸命学んできたいと思っております。
例文②:人事職に就くための自己PR
次に、自己PRの例文を見ていきましょう。内容を人事職の業務と絡めることができれば、高評価を与えられます。
例文:人事職の自己PR
私は、物事を企画する能力に自信があります。高校時代に3年連続で文化祭実行委員を務め、様々な企画を提案してきました。限られた予算や材料などの条件から、如何に良い企画を考えるかが問われましたので、大変苦労したことを覚えています。結果的に、当時人気だった芸人を呼ぶというイベントを行うことで、無事生徒も先生方も満足させられる企画ができたと思います。人事職として内定をいただけた際には、この企画力を活かして採用計画や予算組みを行うことで、企業の成長に貢献したいです。
人事職を目指す就活生は仕事内容や役立つ資格・志望動機などの例文を知っておこう
本ページでは、人事職を目指す就活生が知っておきたい仕事内容や役立つ資格などをご紹介いたしました。人事職は、人材を採用したりサポートしたりすることで、企業全体に大きく貢献するための職種です。その仕事内容は多岐に渡るため、 社会保険労務士などの資格を取得しておくと、役に立つでしょう。また、志望動機や自己PRの例文もご紹介いたしましたので、ぜひ参考にして、人事職への就職を目指してください。
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