人事担当の給与と平均年収について
人事担当の給与と平均年収とは
それではまず最初に、人事担当の給与と平均年収を見ておきましょう。年収だけではその仕事の良さを決めることはできませんが、あなたの将来を決める一つの基準にはなり得るので、参考にしてください。
平均給与40万円・平均年収600万円
ある研究機関の調べによれば、勤続年数が10年程度の人事担当の平均給与は40万円、平均年収は600万円となっています。
一般的にも、ほぼ平均通りの年収の方が多いようです。
■人事のマネージャー候補です。年収は600万円で、マネージャー昇格後は800万円の予定です。担当業務は人事制度、給与、福利厚生、採用、社会保険などです。
■私は35歳で年収600万頂いています。人事部の部長補佐ですが、総務も兼任しているので、いわば社内の何でも屋というところでしょうか。ただ、社歴6年でここまで来たので早かったと思います。
平均年収1,000万超えも
給与や平均年収については答えが出ましたが、もし人事担当として出世すれば、中には年収が1000万円を超える人もいるようです。実際に、人事部で勤務している人のコメントをご紹介します。
■私の職場には、38歳で年収1000万を超えた上司がいます。色々なところへ転勤して、37歳で初めて1000万超えました。人事担当から始めて、人事部長へと昇進してこの数字となりました。人事は、業務が多岐に渡るうえ、会社の人の出入りを管理する大切なポジションなので、経験を積めば会社にとって貴重な人材で、結果として高い給与を受け取れるのだと思います。
人事職に就きたい場合はどうすればいい?
人事の平均給与・年収に惹かれて、転職したいと思う人は多いでしょう。そんな人は転職エージェントを利用するのがオススメです。数ある人事募集の求人の中から、あなたが求める条件にマッチする企業を紹介してくれます。もっと年収を上げたい場合は年収交渉も代わりにしてくれますので、利用はメリットばかりです。
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平均年収を参考にする際の注意点
ここまでは、人事担当の給与や平均年収について見てきましたが、注意すべき点があります。それは「平均」が「全国平均」であり、「全国の労働者の平均給与額」を指しているという点です。実は、給与が高い上位6都府県だけで全国の労働者数の41%を占めており、平均給与が最も高い東京都には全国の労働者の17%が集中しています。
物価が高い地域が平均年収を押し上げている事実
物価が高い地域、具体的には労働者が最も集まる東京都は、生活費が他の地域よりも多くかかる点が大きく平均年収を押し上げている要因となっています。また、企業の本社部門が集中しており高い給与の労働者が多いことも関係しているのです。職業を選択する際は、平均の言葉の意味を良く理解しておく必要があるのです。
要は、平均があるからといっても、自分の働いている地域によっては、それを大きく下回る可能性もあるという点です。
人事担当の給与は月40万で平均年収は600万だが平均の意味に注意!
今回は、人事担当の給与と平均年収について見てきました。人事担当は、担当業務が幅広く、なおかつ経験を積むと会社にとっての重要度が増していくことになり、必然的に給与や平均年収も、一般社員に比べると高いようです。しかし、その数字の平均は、あくまでも全国の労働者から算出した数字であり、物価の高い地域が大きく底上げしているという事実も理解しておくべきです。とはいえ、人事担当は経験を積めば、キャリアアップが大きく近づくというのは間違いないようですね。
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