教育実習への感謝が伝わるお礼状の書き方【例文あり】
教育実習先へのお礼状の書き方のポイントや例文をご紹介します。お世話になった感謝の気持ちが存分に伝わるような書き方をするために、ご紹介した内容を踏まえて丁寧に文章を書きましょう。
お礼状に書くべき内容は?
そんなお世話になった方々に心からのお礼の気持ちが伝わるお礼状を送るには、手書きで丁寧に、自分の言葉で書くのが重要です。お礼状に書くべき内容は下記を参考にしてください。
- 教育実習の機会を与えていただいたお礼
- 実習を終えての感想
- ご指導いただいたお礼と今後の豊富
この3点を軸に、実習で苦労した体験やいただいたご指導を思い出しながら、具体的なエピソードを交えましょう。実習先の先生方への感謝はもちろん、実習を行って感じた気持ちなど、率直に自分の言葉で書くといいでしょう。
お礼状を出す際の注意点
つづいて、お礼状を出す際の注意点を箇条書きでまとめました。
- お礼状は、遅くとも実習終了2週間以内に出す(早ければ早いほど良い)
- 直接お世話になった担当教諭宛だけでなく、学校長宛にも送る
- パソコン入力ではなく、手書きで書く
- 誤字・脱字がないよう確認を怠らない
- 略字は使用せず正式表記で書く
- 便箋,封筒とも白がベスト
- 年賀状として出したり、就職報告を含めても良い
- 事務室の人たちなどにも、ハガキで挨拶状を出すと良い
教育実習のお礼状は、便箋を用いて時間をかけて手書きで書くようにしましょう。担当教諭だけでなく、学校長や事務員の方にも出すのは大変なことかもしれませんが、ぜひ実践してみてください。
お礼状の例文
では、最後に教育実習のお礼状の例文をご紹介します。例文は、そのまま使うのではなく、あくまで書き方の一例として参考にしてください。
拝啓
長雨が続いておりますが、○○先生にはいかがお過ごしでしょうか。2年3組の教室の雰囲気は、相変わらずにぎやかなことと思います。私も大学に戻り、元気に日々を過ごしております。
さて、その節は教育実習にて大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。○○先生のご指導や支えがあったからこそ、教育実習を無事に終えることができたと思っております。はじめてのことで戸惑いの連続でしたが、丁寧にフォローをしていただいたおかげで、教師という仕事のやりがいを改めて感じることができました。また、生徒の皆さんからも学ばせていただくことばかりでした。
○○先生はじめ、校長先生や□□中学校の先生方の貴重なご指導を糧にして、教師への夢に向かって邁進してまいります。
なお、クラスの生徒への手紙も同封させていただきました。差し障りがないようでしたら、ご紹介いただければ幸いに存じます。
末筆ながら、先生のご健康と学校・クラスの発展をお祈り申し上げます。
敬具
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