介護保険の「被保険者証と被保険者番号」の扱い方
介護保険の被保険者番号は大切に保管しよう
65歳になったら、居住する市区町村から第1号被保険者に対して、介護保険被保険者証が交付されます。この介護保険被保険者証には被保険者番号が割り振られています。この介護保険被保険者証は大切に保管するようにしてください。
介護サービスを受けるのに被保険者番号は必要
介護保険の被保険者番号が割り振られている介護保険被保険者証は、もしも介護が必要な状態になった時に必要になる手帳です。そして、被保険者番号は居住する市区町村が提供する介護サービスを受ける際に必要な番号になります。そのため、大切に保管する必要があるのです。
具体的には要介護、要支援認定の申請をするときに必要となります。要介護認定申請書を添えて、お住まいの市区町村の区役所内・介護保険事業担当課、または最寄りの支所地域福祉担当に提出しましょう。
ケアプラン作成には被保険者番号が振られた被保険者証が必要
また、被保険者番号が割り振られた被保険者証は、在宅(介護予防)サービス計画(ケアプラン)を作成するときにも必要になります。居宅介護支援事業者に所属している介護支援専門員(ケアマネジャー)に依頼する場合などに、被保険者証を提示する必要があるのです。
またこの際には被保険者番号を必ず記入する必要があります。作成した居宅介護支援事業者と契約した後、サービス計画作成依頼に被保険者証を添えて、最寄りの市区町村・福祉担当窓口に提出しましょう。
紛失した時のために被保険者番号はメモしておく!
交付された介護保険被保険者証は、番号をあらかじめ控えて別に保管しておきましょう。もしも、介護保険被保険者証を紛失した場合、番号が分かればすぐに再交付できます。また、手帳が交付されたら住所や氏名、生年月日などに間違いがないかを確認しましょう。
被保険者証を紛失した場合は?
どんなに気をつけていても、紛失してしまうことはあるもの。しかし、先ほどいったように被保険者番号をしっかり保管しておけば、紛失してもすぐ再交付してもらえます。それではこのあとはどう動けば良いのでしょうか。
最寄りの介護保険事業担当課で再交付手続きをする
もしも介護保険被保険者証を紛失した場合は、最寄りの市区町村役場の介護保険事業担当課、または各支所地域福祉担当で「介護保険被保険者証等再交付申請書」に必要な事項を記入して申請するようにしてください。
住所変更した場合も手続きは必要
住所に変更が生じた場合も、紛失した場合と同じように、変更したことが分かる住民票などの証明書類を提示して手続きを行いましょう。
また、これらの申請の際には自分の身分が証明できる保険証かパスポート、免許証などを提示する必要があります。代理の場合は、委任状と身元を証明できる書類の提示が必要です。
介護保険の被保険者証と被保険者番号はサービス利用のために大切に保管しよう
介護保険被保険者証に割り振られている被保険者番号の扱いなどについてご紹介しました。介護サービスを受ける場合などに必要になってくるものですので、大切に保管するようにしましょう。また、手帳が交付されたらまずは被保険者番号を控えて、別の場所に保管するようにしましょう。紛失した場合は再交付手続きが必要です。
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