初対面の取引先への上司の紹介マナー
人物紹介を行う際の基本的なルールと注意点を把握する
ビジネスシーンに限らず、初対面で人に会った場合には、挨拶をする事は当然のマナーです。
当然、ビジネスでそれぞれが初対面の人同士を引き合わせる場合、上司の紹介の仕方にもビジネスマナーがあります。
基本的な紹介の仕方に関して、上司であっても身内を取引先に対して紹介し、それから取引先の身内を紹介します。上司を紹介する際には、紹介の順番を間違えないように気をつけましょう。
自分と関係が近い人で、役職の低い人から紹介していく
まずは、会社で人を紹介するときは、原則を覚えておくことはビジネスマナーとしてあたり前です。
この紹介する原則とは、上司を紹介する順番のことになりますので、その紹介する順番は気をつけておきましょう。
まず、紹介するときには、自分と関係が近い人で、役職の低い人から紹介していくのがマナーです。
上司の紹介のタイミングは、簡単な挨拶を交わした後がベスト
次に、上司を紹介をし始めるタイミングに関して悩んでいる人も多いと思いますが、
上司を紹介をするタイミングとしては、相手が部屋に入ってきて、簡単な挨拶を交わした後がベストですので、上司を紹介する時は、この紹介するタイミングを逃さないようにしてください。
上司が初対面の取引先に紹介する時、上司は呼び捨てでOK
上司を紹介する時のポイントになりますが、取引先は社外の人になりますから、あなたのとっての上司であり、社外の人の上司ではありませんので、上司を紹介する時は、たとえ上司であっても呼び捨てで大丈夫です。当然、取引先などの相手には様をつけて紹介しましょう。
上司を紹介する例としては…
●身内を相手に紹介する場合
「ご紹介いたします。こちら、私の上司で営業部長の○○でございます。」
●相手を身内に紹介する場合
「部長、こちらが、××株式会社の●●様です。」
取引先と取引先を紹介しあう特殊なケースもある
ビジネスシーンでは、特殊なケースもあると思います。それが、自社の身内ではない、取引先と取引先を紹介しあう場合です。
この場合の紹介の順番は、自社とより密接な関係にある会社を先に紹介するのがマナーです。
ただし、どちらとも言えないような場合は、引き合わせる人同士の年齢や役職、会社の格などで判断してもOKです。
それぞれを紹介した後の進行役には自分がなる
上記では、上司を初対面の取引先に紹介する場合の基本的なマナーを紹介してきましたが、
お互いに初対面の、取引先と上司。そして、自分。この場合、進行役になる人間が必要です。
そういった場合には、上司に丸投げせず、自分が紹介した後の進行役を引き受けるように心がけましょう。
紹介した人が進行役となるのが基本のビジネスルール
基本的に上司と取引先を紹介した後は、打ち合わせなどが行われるのが一般的ですが、こうした場合は原則として上司と取引先を紹介した人である自分が、その打ち合わせの進行役となるのが基本ルールですので、上司を紹介する時には、上司の紹介だけではなくて、その後の進行に関してもしっかりと考えておくべきです。
紹介した人が話の進行役にもなる必要がある
上司を紹介した後に懸念されるのが、紹介した相手同士がうまくコミュニケーションがとれない可能性もあるという点です。
そういった場合も想定されるますので、上司を紹介した人が話の進行役になるように心がけてください。上司と取引先の話をうまく聞き入れながら、話しを弾ませるように持っていきましょう。
上司を紹介するときは、敬意を示す人の紹介を後にするのがマナー
いかがしたでしょうか。
今回は、上司を初対面の取引先に紹介する場合の正しいマナーについて紹介しました。
取引先に上司を紹介する場合など、単なる人物紹介にもビジネスマナーが存在します。
上司の紹介の仕方は、基本的には、身内=上司を相手に対して紹介し、その後、相手方を身内に紹介します。
少しややこしいのですが、上司と取引先を紹介する時は「敬意を示すべき人の紹介を後にする」と覚えておけば間違いはありません。スムーズに上司を紹介できるように、しっかり覚えておきましょう。
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