年賀状を部下に送る際の書き方とは
部下に送る際は基本「迎春」「賀正」で「祝」など一文字でもよい
部下に送る年賀状での挨拶の書き方は基本的に「迎春」や「賀正」になります。「謹賀新年」は上司や目上の方向けの書き方ですが、部下に使ってもかまいません。また、「祝」や「寿」など一文字でもよいです。
「元旦」という書き方が使えるのは「1月1日」のみ
また、年賀状に「元旦」という書き方ができるのは「1月1日」に相手に届く年賀状のみです。部下の年賀状は上司宛てと比べて、ついつい後回しにしてしまいがちですが、後回ししてしまったときには、間違って「元旦」という書き方をしないように気を付けましょう。マナーや常識を知らない上司という評価を部下から受ける羽目になります。
年賀状を印刷するなら「明けましておめでとうございます」などシンプルに
「明けましておめでとうございます」や「新年、謹んでお祝い申し上げます」という書き方はシンプルで人を選ばず万人に使うことができる書き方なので、年賀状を印刷する場合は、こちらの書き方を使うのがよいでしょう。
部下のモチベーションを高める内容を書く
部下に送る年賀状の文例を紹介します。一つ目の文例は、「昨年中の○○君の活躍、私を含め皆が高く評価しています。今年もその頑張りでさらに大きく飛躍してください。本年もよろしくお願いいたします。」という書き方です。冒頭の新年の挨拶は省略しています。年賀状では、部下の昨年のがんばりを評価し、年明けの仕事始めに部下がモチベーション高く仕事に取り組むことができるような書き方をしましょう。
一言でもいいので部下にも自筆メッセージを加える
部下だからといって、印刷しただけ年賀状を送る上司もいますが、これでは部下のモチベーションを上げることはできません。上司宛の年賀状ですでに書き疲れたという方もいるかもしれませんが、どんなに短くてもよいので、一言は部下にあてた自筆のメッセージを添えるようにしましょう。
部下に日頃の感謝を伝える
部下に送る年賀状の文例をさらに紹介します。二つ目の文例は、「昨年一年ご苦労様でした。大変な仕事にも不平を言わず頑張ってくれてありがたく思っています。今年も○○君の働きに期待しています。今年もよろしくお願いいたします。」という書き方です。この年賀状の文例では、上記の文例に加えて、日頃の感謝も伝える書き方になっています。
感謝の言葉は部下の励みになる
上司の方から部下に「ありがとう」を伝えることは、実は非常に難しいことです。通常の業務内では、なかなか改まって「ありがとう」という感謝の気持ちや言葉を伝えることはないでしょう。そんな方は、年賀状をチャンスととらえて、部下に日頃の感謝を伝えましょう。上司からの感謝の言葉は、部下にとってもまた励みとなります。
部下にもマナーや文面に気を使った書き方の年賀状を送るようにしよう
以上が、部下に送る年賀状の書き方についてです。部下に送る年賀状だからといって、気づかいやマナーが不要なわけではありません。部下に送る年賀状であっても、目上の方と同じように、気づかいやマナーを守った年賀状を作成・送るようにしましょう。
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