新人研修で洗脳!?ブラック企業を見抜くポイント3つ
ブラック企業を見抜くポイント①:外界との繋がりをシャットアウト
新人研修が、会社ではなく研修場で行われる場合、基本的には外出禁止という束縛された状況で行われるケースがあります。携帯電話の没収まではないでしょうが、周りは自分たちだけという環境を作り上げて孤立させるようであれば、ブラック企業かもしれません。注意しましょう。外界との繋がりを絶つのは、ブラック企業が新人研修で新入社員の思考を洗脳する手段の第一段階なのです。
新人研修で脱落者が出ても一切気にしないのがブラック企業
ブラック企業は、自社で行う新人研修に嫌気がさして脱落した者が出たとしても、それを引き止めない場合がほとんどです。ブラック企業は「ここで脱落した=何をやっても続かない」と判断して、そういった人材は必要ないと考えるのです。
それにブラック企業のほとんどは、ある程度新人研修の段階で退職者が出ることを想定しています。人材を多めに囲い込んでいるので、数人が脱落したところで大きな影響はないのです。
ブラック企業を見抜くポイント②:無理難題を要求して叱責する
ブラック企業が行う新人研修の中でも、最も脱落者が出る原因となるのが、無茶難題を要求して叱責する事です。ブラック企業が行う新人研修では、そもそも、叱責そのものが目的なので、どう頑張っても達成できない難題を要求します。
そうして「自分はなんてできないんだ」「先輩はみんなやってきたんだから頑張らないと」という思考にさせようとするのです。
心身共に弱らせて洗脳しやすい状態を作るのが新人研修の目的
この無理難題を要求して叱責する行為には、心身共に弱らせる目的があります。心身共に弱らせて正常な判断がつかなくなった状態で新人研修を行い、洗脳するための手段として叱責があるのです。
新人研修の洗脳による刷り込みを容易にするには、自我を崩壊させて何事も受け入れやすい心身状態を作る必要があります。心身が弱る程叱責されたらブラック企業の可能性を疑いましょう。
新人研修で明らかにブラック企業だと分かったら退職を考えるべき
労働者と会社はあくまでも対等な立場であるべきなので、ブラック企業による洗脳は許される事ではありません。確かに、ブラック企業とは言え、入社してすぐ退職したとなると、あなたの経歴でプラスに働くことはまずありません。かといって労働者を一切考えないブラック企業に洗脳され、長年勤めるのが本当に自分にとっての最良の選択なのか、しっかり考えましょう。
ブラック企業を見抜くポイント③:弱ったタイミングで突然「褒める」
ブラック企業の新人研修の洗脳の典型的な方法として、突然褒めるという手段があります。例えば、心身共に弱ったタイミングで褒めたり、夕食の時に急に上司が優しくなったりと、いう点が挙げられます。明らかに違和感を覚えますので、注意が必要です。
時折褒めるのは面倒見が良いと新人を錯覚させる洗脳のための罠
新人研修で痛めつけるだけでは洗脳はできません。時折褒めることによって、こんな状況の中でも自分を見てくれていると新入社員を錯覚させるのです。こういったやり方も、洗脳を目的とした新人研修であると知っておきましょう。
結局ブラック企業は社員をモノとしか扱わない!早めの辞退を
違和感のある褒め方をするといっても、コミュニケーションが得意ではない上司である可能性もあるので一概には言えませんが、時折優しくするケースは洗脳する為だと気を付けておきましょう。
現場にでれば労働者をモノとしか扱わないブラック企業では、新人研修で洗脳したあとに実際に現場へ送り込んでからも、様々な無茶難題を押し付けたり、違法な長時間労働を強いらせたうえ、残業代を支払わないケースが常態化しています。
心身を弱らせられた時点で、既に洗脳はされかけている状態なので、早めに辞退を申し出ましょう。
新人研修では「洗脳する環境・状態を整えたか」がブラック企業を見抜くポイント
ブラック企業の多くは、新人研修の段階で徹底的に愛社精神を植え付け、社長を神格化する傾向があります。
心身を弱らせる行動に対してものともしない新入社員も存在しますが、そういった研修内容になれば洗脳される可能性も少なからずあります。相手に主導権を握られる前に、注意深く観察しておくのが大切です。
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