ビジネス文書の「文末」におけるメール文例集
ビジネス文書の文末はワンパターンになりがち
「お忙しい中恐れ入りますが宜しくお願いいたします」
ビジネスメールでよく見る結びの一文ですね。忙しい相手を気遣う姿勢、忙しい中メールを見て、対処してもらうことへの感謝の意が伝わる一文です。しかし、残念ながら、「ありがちな一文」でもありますね。過去に送ったメールを読み返してみて、自分のメールがワンパターンになっていないか見てみましょう。
文末を工夫して相手への気遣いを見せる
毎回同じ言葉で結んでいると、よくやり取りをする相手だと特に「淡泊」「事務的」という印象を与えてしまいます。もちろん仕事でのやり取りですので事務的になるのは仕方ありません。相手との良好な関係を築くためにも、工夫加えた文章で相手を気遣う姿勢を見せてみましょう。
ビジネス文書をメールする際の文末【面識のない相手編]】
ビジネス文書を送る際は、馴染みのある取引先もあれば、新規の取引先もあります。また、長い付き合いの相手のときもあれば、一度もあったことのない相手のときもあるでしょう。ここではあまり面識の無い相手に対するメール文例集を紹介します。
あまり面識のない相手にビジネス文書をメールする際の「文末」の文例集
・貴社のますますのご発展をお祈り申し上げております。
・今後とも、よろしくご指導くださいますようお願い申し上げます。
・これからも変わらぬご交誼賜りますよう、お願い申し上げます。
・今後ともかわらずお引き立てのほど、よろしくお願い致します。
ビジネス文書をメールする際の文末【面識のある相手編」
先程は面識のない相手にビジネス文書をメールする際の文末を紹介しましたが、今度は面識のある相手のケースです。面識のある相手の場合、文末もその分バリエーションが増えます。文末は締めくくりの文章なので、できるだけ相手に好印象を与えたいものですね。
面識のある相手にビジネス文書をメールする際の「文末」の文例集
・皆様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
・皆様のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
・~様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
・まずは略儀ながら、書中をもってごあいさつまで。
・皆様の一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。
・ご家族のますますのご多幸をお祈り申し上げます。
・まずはお知らせかたがたご挨拶まで
・とり急ぎ、ご連絡まで。
・とり急ぎ、お願いまで。
・まずは、とり急ぎご連絡まで。
ビジネス文書をメールする際の文末【バリエーション編」
さて、文末だけでこれだけの一文があるとどれが良いのか迷ってしまいますよね。用件の趣旨に合わせた文末が一番好印象ですが、何度もやり取りをする相手だとどうしてもワンパターン化してしまうものです。ここでは番外編として、更に踏み込んだ文末の一文をご紹介します。対個人にあてた内容を少し付け加えるだけでかなり印象が変わります。
相手の名前を文末に組み込んだ文例集
・また○○様にお会いできる日を楽しみにお待ち申し上げております。
・○○様にとって充実した休暇となることをお祈り申し上げております。
・○○様には何かとご指導いただく機会が多くございますが、今後とも変わらぬご愛顧、ご指導のほど宜しくお願い致します。
ビジネス文書の「文末」におけるメール文例集を参考にワンパターンを回避しよう
ビジネス文書の「文末」におけるメール文例集を参考にワンパターンを回避しましょう。単にワンパターンを回避数だけでなく、特につながりを深めたい相手の場合はこういったテクニックも使ってみましょう。マンネリ化したメールは書いていても辛くなってきてしまいますので、自分の中でいくつか文章を作っておいてランダムに送ってみるのも良いですよ。終わり良ければ全てよし、とまでは言いませんが一言相手を気遣う言葉があると良いですね。
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