職場でのコミュニケーションは、信頼関係の構築から
職場のルールを守る
非常に基本的なことですが、職場のルールを厳守することが信頼関係を作る第一歩となります。特に、時間や期限を守るように注意しましょう。遅刻ばかりしている人、時間にルーズな人は、周囲から「いい加減な人」「信用できない人」と評価されます。さらに、仕事の期限を守らない、回答を求められているのに放置するといった態度も問題です。遅刻や期限遅などによって、職場のメンバーが迷惑をこうむることに気が付いていますか?ルール違反ばかりしている人と一緒に仕事をしたいと思う人はいませんので、だんだんと周囲から避けられて孤立し、コミュニケーションどころではなくなってしまいます。また、何か困った事態が発生しても、親身になってくれる同僚は少ないでしょう。
挨拶をしっかり、はっきり
ビジネスにおいても、挨拶はコミュニケーションの第一歩。朝に職場のメンバーに会ったら「おはようございます」、帰りには「お先に失礼します」などの挨拶を励行しましょう。職場で人の輪に入るのが苦手だと思っている人こそ、はっきりとした明るい声で、笑顔で挨拶するように心がけましょう。また、挨拶は、自分から言うように心がけること。相手が言うのを待って挨拶するのでは遅いのです。自分より年下でも、部下でも、とにかく自分から挨拶するのが、よいコミュニケーションのきっかけを作るコツです。笑顔で挨拶してくれる人を不快だと思う人はいませんので、きっと仕事上の相談もしやすくなることでしょう。挨拶に続き、雑談をすることもあるでしょうが、その場合は、相手のプライバシーに立ち入り過ぎない話題を選び、短時間で切り上げるのがポイントです。
相手の長所を見つける
職場に苦手なタイプがいて、うまくコミュニケーションできないという話をよく聞きます。それが原因で仕事に行くのが辛くなってしまう人も多いのですが、どこへ行っても苦手なタイプの人はいるもの。苦手なタイプから逃げるより、自分の思考方法を変えて、苦手な人と少しでも楽にコミュニケーションできるようにするほうが現実的です。苦手なタイプが相手だと短所ばかり目に付きますが、人間、誰しも長所と短所があります。意識して、相手の長所を見るように努力しましょう。そうすると、相手を認めることができるようになり、付き合いが楽になっていきます。特に苦手ではないタイプの人についても、意識的に長所を見るようにすると、人間関係がより円滑になります。
信頼関係がないと職場でのコミュニケーションはうまくいかない
相手に対する信頼がなければ、率直な意見交換はできません。職場での信頼関係を作るには、まず、職場のルールをきちんと守ること。特に、時間と期限を厳守しなければなりません。また、自分からしっかり挨拶をし、相手の長所を見つけるという態度も必要です。これらの点に注意していれば、自ずと信頼関係が出来上がり、職場でのコミュニケーションもスムースになるでしょう。
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