テーブルマナーを守った椅子への着席・離席方法
椅子への着席の流れはテーブルマナーとして大事
テーブルマナーの前に、まずはレストランに入店してから着席の流れも大事です。まずは予約時間に遅れないことが当然ながら大事です。入店したら、コートや貴重品、バッグは預けるようにしましょう。そして、席がすでに決まっている場合がありますので、すぐに着席するのではなく、案内されるまで待つのが基本です。間違っても大事なクライアントなどが着席していないのに勝手に着席しないようにしましょう。
決まった席からの変更は避けよう
着席した席が気に入らない場合もあるかもしれません。テーブルマナー上、決まった席には意味がありますので、気に入らないからと言ってあまり移動を申し出るのは良くないですが、状況によってはレストラン側が変更に応じてくれる場合があります。ただし、上司などがいれば席を替わる理由を一言断っておくべきでしょう。また、必ずしもその要求が通るわけではありません。
スタッフが椅子を引くタイミングで静かに座ろう
それでは、テーブルマナーであなたを魅力的に見せる着席方法についてです。高級なレストランの場合は、席を勧められるときにスタッフが椅子をひいてくれます。お礼の言葉を述べて、椅子の左側から静かにタイミング良く座ることが大事です。大きな音を立てるのは禁物ですし、脚を組むのは辞めましょう。腕組みも相手に威圧感を与えることがありますので避けましょう。
着席中のナプキンは他の人に合わせるのが良い
着席を魅力的にみえるようにした後のテーブルマナーについても大事です。まずはナプキンの広げ方です。オードブルが運ばれてくる直前のタイミングで、他の人にあわせて行うのが良いでしょう。ナプキンの使い方は、縫い目を内側にして二つ折りにし、輪の方をお腹がわにして、膝の上にのせましょう。途中で席を立つときは椅子にナプキンを置いておけば良いです。
着席・離席は椅子の左側から行う
着席が無事できても、離席のテーブルマナーが良くないと、相手に不快感を与えてしまいかねません。着席・離席共に椅子の左側からすることをこころがけましょう。離席するときには、店のスタッフが椅子をひいてくれることはまずありませんので自分で椅子をひくようになります。音を出さないことが大事ですが、椅子の動きに気を遣いすぎる余りテーブルを揺らしてしまうというミスをしがちなので気をつけましょう。
退席時はナプキンを適当に置くのがテーブルマナー
離席のテーブルマナーのうち、再び着席する中座の時と退席する場合とがあります。退席する場合にはナプキンの置き方に大事なテーブルマナーがあります。食事に満足できたら適当にナプキンをたたんでおきます。逆に満足できなかったらナプキンをきれいにたたみましょう。一見逆のように思われますが、「料理がおいしくてナプキンをたたむのに気が回らなかった」という意味があるようです。
テーブルマナーとしてスタッフが椅子を引くタイミングで静かに座り着席・退席は左から行う
テーブルマナーを守った椅子への着席・離席方法について紹介しました。テーブルマナーは、知っているかいないかで本当に相手に対する印象が違ってきます。食事の食べ方などのテーブルマナーについては予習していても、着席や退席の方法については案外無頓着なこともありますので、決して軽視せず、入店から着席、そして退席までの流れがスムーズに、魅力的に見えるようなテーブルマナーをぜひみにつけるべきなのです。
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