先輩に失礼なことをしてしまった時の最善の対処法
先輩への失礼な態度とは?
失礼な態度をとってしまったときの対処法をお伝えする前に、そもそも先輩や上司への失礼な態度とはどんな態度か? を考えてみましょう。「え? これも失礼な態度をとってしまったことになるの?」という意外なものもあるかもしれませんよ。
「先輩を同等に見ている」言葉や態度が失礼
以下は、実際に会社で後輩がいる、いわゆる先輩の立場の人たちが、実際に失礼な態度だと感じた具体例です。当てはまるものがないか、要チェック!
●会話にときどきタメ語がまざる
●仕事のメールで顔文字を使う
●コンビニに行こうとしたら、ついでに買い物を頼まれた
●ランチをおごったのにお礼を言わない
●一緒に食事に行ったら、真っ先に奥の席に座った
●誕生日プレゼントをあげたのに、自分の誕生日はスルーされた
●仕事を教えたら、「めんどくさいですね」と笑顔で一言
●「私はいち早く先輩から巣立つために、仕事がんばります」と言われた
●「時代がちがいますからね」と言われた
●話を途中でさえぎり、「○○ってことですよね?」とまとめられた
●忙しいときに、あまり重要でないことを何回も聞かれた
●アドバイスしたら、「それ知ってます」と言われた
明らかに常識のない人しかしないような失礼な態度から、ついうっかりやってしまいそうなものもありますよね。部長など役職者に比べると先輩のほうが歳も近く、気を抜くと距離が近くなりやすいのかもしれません。
先輩へ失礼な態度をとってしまったときは
失礼な態度だと感じる基準は、その先輩によって異なるかもしれませんが、一般的には友達と同等の態度をとってしまったら失礼だと思われてしまうようです。では、先輩に失礼な態度をとってしまったときは、どう対処するべきなのでしょうか?
失礼な態度をとってしまったら、当然謝ることが大事ですが、その後の意識を変えることも覚えましょう。
つい態度に出てしまったら、すぐ謝る
おそらく誰しも失礼な態度をとろうと思っているわけではないでしょう。ふと気を抜いたときに、つい失礼な態度をとってしまったり、その態度がビジネスマナー違反だという認識を持っていなかったというのが現実的ですよね。
ふと失礼な態度をとってしまったときは、まずすぐに謝りましょう。失礼な態度をとってしまったという認識があれば、先輩もその後にガミガミ怒るなんてことは、そうないでしょう。ただ、その謝罪の態度が失礼だと、火に油を注ぐことになりかねませんので、注意してください。
先輩は上司だと強く意識しよう
先輩に対して失礼な態度をとってしまうのは、歳が近いなどの理由から、「先輩は上司なんだ」という意識が弱いからというのも、ひとつの原因かもしれません。必要以上に距離をとる必要はありませんが、上司だという意識は持っておくべき。
具体的には、敬語をきちんと使う、目をしっかり見て話を聞く、先輩は教えてくれるのが当たり前だと思わない、自分の都合より先輩の都合を優先する、などでしょう。よく新人に見られる「~っすね」という言葉遣いもやめたほうがいいですね。
先輩に失礼な態度をとってしまったら即謝罪!先輩は上司と認識を
自分に余裕がなかったり、先輩との距離が近づいていくと、つい先輩に失礼な態度をとってしまったということもあるでしょう。しかし、一度や二度失礼な態度をとってしまったとしても、誠実な謝罪をし、先輩は上司だという意識をもって態度を改めれば、わだかまりが残ることもないはずです。
失礼な態度の基準は、その先輩により違ってきます。ささいなことであっても先輩がムッとしている様子が伺えたら要注意! 自分の態度が失礼になっていないか、振り返ってみるのも大事ですね。
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