キレやすい・短気な人の4つの特徴と上手い関わり方のコツ
キレやすい短気な人には典型的なタイプと4つの特徴が!
職場にいる上司や同僚、そしてプライベートな関係まで、他人との付き合いをしていれば、どこにでもすぐキレる人・キレやすい人、またはすぐに怒ってしまう短気な人はいますよね。
例えば、それがプライベートであれば、ある程度付き合い方を自分で考えれば良いのですが、ビジネスとなるとそうはいきません。嫌でも付き合いは必要になるのです。
では、そういった人たちどうコミュニケーションを取ればいいのか、そのヒントを探るために、まずは短気な人の特徴を4つと、短気な男女に共通する典型的なタイプについて知っておきましょう。
短気な人の特徴①プライドが高いとキレやすい
短気な人の特徴として一番に挙げられるのは、自分の利益・不利益だけしか考えられない狭い視野しか持っておらず、かつ、自分自身の感情をコントロールできないため、プライドの高いという点があります。こういった人は、自分の面子にこだわり、それを守る事に必死になる傾向があります。
コミュニケーションでは、ちょっとバカにされたり、冗談を言われただけでも本気で怒り、周りに当り散らすので、キレやすい人と思われるケースが非常に多いのです。
また、満員電車で誰かに押されると、わざわざ押し返したり、足を踏まれると、踏んだと思われる人を蹴飛ばしたり、とにかく「やられっぱなしは気に食わない」という考えが根本にあるようですね。
短気な人の特徴②少しの不快感や不利益だけは即座に反応する
短気な人の特徴の2つ目としては、自分が少しで不快感を覚えたり、不利益をこうむったと感じると即座に反応する人が挙げられます。無分別に吠え立てるのですから、非常に厄介な存在といえます。
こちらが最後まで話を終えていなくても、話を遮り自分の主張を一方的にまくし立てたり、コミュニケーションをとったとしても、会話は成立しなくなり後味の悪さだけを残してしまうので、短気な男女の中でも、コミュニケーションが非常に取りづらい人たちだといえるでしょう。
短気な人の特徴③細かい性格で理屈っぽい
小さな事を気にする、頑固で厳格といった人も、短気な人が多いと言われています。些細なことでも見過ごせずに、すぐカッカして怒りになり、そのストレスを瞬時に発散しようとするので、すぐキレる人になってしまうのです。
コミュニケーションでの感覚的な会話は、数字や論理で割り切れるものではないのですが、得てしてそういった性格の人たちは、「白か黒か」だけで判断したがるので、割り切れなさに対するイライラを爆発させてしまいます。
俗に言う「変に理屈っぽい人」も、理論が破綻するとすぐキレる人に変貌するので要注意です。
短気な人の特徴④小心者ほど自分を大きく見せたがる
短気な人・すぐキレる男女の最後の特徴としては、とにかく自分を大きな存在に見せたがる人も当てはまりますね。それはなぜかというと、とても小心者だからです。
具体的には、仕事や上司に対するフラストレーションを部下に向ける。 会社で嫌な事があると、帰宅してから妻や子供に当たる。また、相手に向かって力を振るったり、 罵声を浴びせたりする。 それができないときは、自分より弱いものをターゲットにするといった具合です。
こういった特徴がある人は、キレやすい人・短気な男女だと考えて差し支えありません。やはり、コミュニケーションの方法には気を付けるべきです。
短気な男女に共通する典型的なタイプとは
短気な人の特徴とともにチェックしておきたいのが、短気な男女に共通する典型的なタイプです。そんな短気な人は、一般的に大きく3つのパターンがあるといわれています。
■人の事をいろいろ言うタイプ
■何も言わずにため込んでいるタイプ
■不満ばかり言うタイプ
この3つの見極めは非常に難しいといえるでしょうが、あなたの周りにいるキレやすい人を観察して、その人はどのタイプに属するかを把握して、付き合い方を考えるようにしましょう。
キレやすい人・すぐキレる人とのコミュニケーション術を「短気の特徴別」で紹介
ここまでは、短気な人・すぐキレる人の特徴を見てきました。では次に、短気な人・キレやすい人(すぐキレる人)との好ましいコミュニケーション術を、「短気な人の特徴別」でご紹介します。
これさえ知ってしまえば、自分への害を最小限に留められるはずですから、是非参考にしてください。
細かいことですぐキレる人には「間違いを指摘せずに流す」
ちょっと肩がぶつかったとか、待ち合わせに1分遅刻したとか、とにかく些細なことでもすぐキレる男女っていますよね。これを一言で表すと、「自分を客観的に見れない」のが原因です。
「常に自分が正しい」と思い込んでいるので、少しでも自分の意に沿わないならキレてしまうという訳です。しかも、自分が頻繁にキレて、キレやすい人だとレッテルを張られている自覚はないので、始末に負えません。
こういった人はだいたいトラブルメーカーなので、基本的に距離を置くべきですが、日常の付き合いでは「相手の間違いを指摘する事は絶対に避けて流す」のが上手なコミュニケーション術といえるでしょう。
短気で周りに八つ当たりする人は「とにかく受け流して哀れんでおく」
気に入らない何かがあると、自分よりも弱い立場の人を探しては八つ当たりするタイプの人。こういったキレやすい人は、基本的に権威には弱く、しかも自分と相手の対千葉を最大限利用すようとするので、非常に理不尽。
ただ、こういった短気のタイプの人は実は弱虫なので、家では妻から虐げられていたり、家族から無視されるのが多いのです。ですから、、職場などででこのようなキレやすい人にイラッときても、家庭で居場所のない哀れな姿を想像してストレスを溜めないように気を付け、その場はただただ右から左に受け流しておきましょう。
理詰めで説教するような短気な人は「自分のプラスになる」と捉えて話を聞く
すぐキレる男女とは言っても、ただ感情を爆発させるわけではなく、理詰めで説教するというタイプもいます。こういった短気な人たちは、ちゃんと理由があっての怒りのはずですから、上の2つのタイプよりは随分マシでしょう。
しかし、自分にも他人にも厳しいという部分にに変わりはないので、仕事でもプライベートでも完璧を要求するケースが多く、周囲を疲弊させるというのが難点です。特に身内がこのタイプだと、心身ともにかなり疲れるかも知れませんね。
理詰めでくる人は、正論をズバズバ言うので、怒られた側がかなり凹む場合もしばしばでしょう。ですが、こういったときはただ間違った内容を言っている訳ではないので、「自分の成長につながるんだ」とプラスに捉えて話を聞き、そこからしっかりとコミュニケーションを取るようにしましょう。
常に不機嫌そうでキレやすい人は「適当におだてるのが吉」
声を荒げるわけではありませんが、常に眉間にシワを寄せて不機嫌そうなタイプのキレやすい人。この場合のイライラの原因は、「自分はこんなにも頑張っているのに評価されない」「自分ばかりが損をしている」というような周りへの不満です。自己評価が不当に高く、被害妄想的であるともいえるでしょう。
そんな短気な人との付き合いを上手く行い、自分に火の粉がかからないようにするためには、「○○さんってすごいですね」「いつもありがとうございます」などと、適当に持ち上げたり感謝したりしましょう。
そうすれば、イライラがご機嫌に変わる訳ではありませんが、少なくとも怒りの矛先があなたに向かいにくくなるはずです。
過去のことを引き合いに出す短気な人とは「思い切って距離を置く」
とにかく執念深く、「あなたから言われた言葉でひどく傷ついた!」など過去の事柄をいつまでも怒っている人。一般的に、感情を揺すぶられた出来事は女性のほうが深く記憶するので、女性に多いといわれていますが、こういった事ですぐキレる男性でも時々います。 こういったタイプのキレやすい人は、基本的にマイナス評価しかしないので、付き合いが長くなればなるほど相手に対する不満を高めます。ある意味、交際相手としては最も不向きかもしれません。あなたが好かれようといくら努力しても、良いところは認めてくれないのです。 なので、やたらネガティブな過去ばかり語るような人は、すっぱり距離を置くべきでしょう。
すぐキレる人と話すときのコツは「2つのステップを踏む」
①「その通りだと思うよ」と、一回相手に同意してしまう。
②「そうですね」だけにして、あとは言葉を返さず一旦話を打ち切る。
この順序で、話を打ち切るようにしましょう。ちょっと皮肉めいたセリフでも、冗談っぽく言えば特に問題ありません。中には、「どういう事だよ!」と怒り出す人もいるでしょうが、そんなときは「ほら、もすぐキレる!」と突っ込んであげましょう。そして、キレやすい点を自覚させてあげるのです。 短気な人の性格というのは簡単には治りません。自分が被害にあわないためには距離をとり、けん制してから話すのがコツなのです。
短気・キレやすい人の特徴を把握し相手を理解した上でコミュニケーション法を変えよう
今回は、短気・キレやすい人の特徴と上手に付き合うためのコミュニケーション術について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
短気な人・キレやすい人と上手に付き合っていくためには、、まずはしっかりと「何に対して怒るのか」など、その人のタイプや特徴をしっかりと把握しましょう。
短気な人の内面を十分理解したうえで、今回ご紹介した内容を実践しながら、上手なコミュニケーション術を身に付けていくのが理想的でしょう。
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コメント一覧
短気は直りません。
短気は損気ってよく言うけど
それって人によって怒りスイッチの基準は違うから何とも言えないけどね…