メール1通に複数用件はNG? 2つ以上の用件を伝える方法
ビジネスメールでは 、基本的に「1メール1用件がマナー」と言われています。そのため1つのメールの中に、複数の依頼や用件を盛り込むのはあまりおすすめしません。
複数の依頼や要件を入れると見逃される可能性がありますし、1つのメールの中に返信を急ぐ要件とそうではない要件があると、相手も返信に困ってしまいます。また、本文が長くなることで相手にストレスを与えることもあるでしょう。
複数の用件に触れたい場合
しかし、1件のメールに2つ以上の用件を盛り込みたいときもあるでしょう。その場合は、どうすればいいのでしょうか。
メールの冒頭に2つ以上の依頼・用件がある事を記載する
どうしても2つ以上の依頼・用件を記載したい場合は、要点を掴んでもらえるように工夫が必要です。例えば、2つ以上の依頼や用件がある事に冒頭で触れるのも1つの手です。
画面をスクロールして最後まで読み進めないと、全体が理解できない…といったビジネスメールは送らないように注意しましょう。
2つ以上の依頼・用件を盛り込む場合のメール例文
複数用件を含むメールを最後まで読んでもらうためにはひと工夫が必要です。文面の具体例をご紹介しましょう。
2つ以上の依頼・要件を入れる場合の例文
件名:〇〇様の件・△△交読会の資料
株式会社△△ 〇〇様
いつもごお世話になっております。
今回は、下記2点についてご連絡させていただきました。
・次回打ち合わせ
・お見積もり
■次回打ち合わせ
打ち合わせの日程ですが、下記でいかがでしょうか。
<中略>
当日は何卒よろしくお願いいたします。
■お見積もり
いただいたお見積もりですが、
<中略>
長文でのご連絡失礼いたしました。上記2件のご確認、何卒よろしくお願いします。
まとめ
ビジネスメールは1メール1用件が基本です。しかし、どうしても複数要件を記載したい場合は、冒頭で伝えたい用件全体について触れるなど、相手にストレスを与えない、または用件を見落とされない工夫が必要です。ご紹介した方法を参考に、ぜひスムーズに用件を相手に伝えてください。
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