ビジネスマナー研修の内容と知っておきたい社会人としての基本
社内のビジネスマナー「ほうれんそう」
まずビジネスマナー研修では最初に社内で行うビジネスマナーから始まります。社内のビジネスマナーには何があるのかをよく確認し、研修に臨むようにしましょう。
まず、社内で大切にしたいビジネスマナーとして「ほうれんそう」があるでしょう。「ほうれんそう」とは、「報告・連絡・相談」を一文字ずつ取ったもののことをいいます。社会人として、この報告・連絡・相談というのは、基本的なマナーといえるでしょう。
報告とは、現在の状況を説明することです。短時間で解決できない問題等については、上司に対して常に報告を忘れないようにしましょう。
連絡とは、現状について伝えることです。何らかの事情で遅刻する場合や社内間の共有事項において、連絡を忘れないようにしましょう。上司はもちろん、同僚や先輩などへの連絡も大切です。
そして、相談とはわからないことや疑問点について上司や先輩にたずねることです。業務上で思うようにならない、やり方がわからないといった場合は、遠慮せずに相談するようにしましょう。
社外のビジネスマナー「名刺の渡し方」
社内のビジネスマナーの概要をご理解いただけましたら次は社外のマナーです。社外のマナーは社内と異なり、部外者とお会いしますので細かい配慮が必要となります。そのため必ず覚えておくようにしましょう。
社外でのマナーとして、名刺交換の方法を覚えておきましょう。名刺交換は、初対面の相手とはじめにおこなう挨拶となります。まず、名刺交換をする際は、自分の名前を名乗りながら渡しましょう。「〇〇株式会社の〇〇と申します。よろしくお願いいたします」と挨拶をして、名刺を渡します。相手と自分の双方が名刺を差し出すという機会もありますが、その際は先に名刺を差し出す方が相手に敬意を払っていることになります。先に名刺を受け取るのが、お客さまということになるのです。相手に名刺を渡したあとは、両手で名刺を受け取るようにしましょう。
社会人として基本のビジネスマナー「身だしなみ」
最後に自身で行えるビジネスマナーがございます。ビジネスマナーは行動や言論だけでなく自分自身で行わなければ改善しないものもございます。ですので自分で改善できる事は改善していきましょう。
まず、身だしなみは社会人としての基本的なマナーといえます。社会人の身だしなみは、人に不快感を与えないように気配りするという意味でも大事でしょう。服装や髪型等、様々な点に気を付ける必要があります。清潔感があるかどうかが重要ですので、日頃から定期的に散髪し、整えておきましょう。華美にならないオーソドックスな髪型にします。また、爪が伸びていないか、体臭について気を付けているかも大切です。職場での香水の使用は印象が悪い場合が多いので、付けないか、匂いがキツくなり過ぎないようにしましょう。
研修では社内外でのビジネスマナーと社会人としての基本について知ることができる
以上のようにビジネスマナー研修では社内から社外、そして自身で改善できるビジネスマナーについて学習していきます。最初は仕事と両立して勉強しますので大変だと思います。しかし、慣れて行けばどなたでも活用できますので諦めずに頑張りましょう。
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