保育料が払えない理由と困っている親が知っておくべき対処法
子どもの保育料を支払えないケースが増加している
女性の社会進出が進む中、テレビや新聞などで「待機児童問題」が取り上げられるケースも増えてきました。未就学児の子どもを持つ女性が働くためには、「保育園」に入園させるのが一般的です。保育園に子どもを預けて働く人の中には、様々な理由で、保育料を払えないというケースも増えてきています。
子どもを保育園に預けないと仕事を続けるのは困難
働く親とって、保育園はなくてはならない場所です。基本的に0歳児から預かってもらうことができ、中には朝7時~夜9時頃まで対応してくれる保育園もあります。近くに祖父母がいる場合や夫婦どちらかの融通が利くケースなどがない限り、保育園の力を借りずに働くお母さんを続けることは、非常に困難でしょう。
保育園の保育料は前年度の家庭の所得によって異なる
定額である幼稚園とは違い、保育園の保育料は、前年度の家庭の所得によって金額が異なります。所得が低い家庭は保育料も高くなり、低い家庭は安くなる仕組みです。また、年齢・月齢が小さければ小さいほど、保育料は高額になります。保育料が払えない親が増えているのは、こういった理由もあります。
保育料を払えないための滞納は大きな社会問題になっている
保育料を払えない理由は、家庭によってさまざまです。保育料は、前年度の所得から計算されるため、突然職場を解雇されてしまったり、給料が大幅にカットされると、保育料が払えない原因になるでしょう。保育料を払えないために、滞納してしまうケースは、現在大きな社会問題となっています。
保育料を払えない場合は役所で相談すると良い
保育料を払えない状態が続くと、督促状が届きます。しかし、それでも払わずに過ごしていると、最終的には「給与の差し押さえ」が実行される可能性もありますので注意が必要です。保育料を払えないと分かった時点で、役所に出向いて相談をするようにしましょう。対応策を出してくれるはずです。
延滞金や差し押さえは社会的信用に関わる
保育料を払えない状態が続くと、延滞金が発生する可能性があります。しかし、通園している保育園のある自治体によって、延滞金がある場合とない場合があるので、確認が必要です。延滞金に加えて、万が一給与が差し押さえとなった場合は会社にその旨の連絡が届くということになるので、社会的信用に関わります。
前年度の所得が基準となるため保育料を払えない親が多く困った際は役所へ相談しよう
子どもを育てながら仕事をする親にとって、保育園はなくてはならない場所です。しかし、家庭に事情のある場合を除いて、保育料が発生します。保育料は、前年度の所得を基準として設定されるため、経済状況の変化によって、払えないという人が増加しています。万が一保育料を払えない場合は、役所へ相談してすぐに対応しましょう。
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