間違いないかを尋ねる際の正しい敬語の使い方

2016年12月12日敬語

「お間違いございませんか?」という敬語はNG

Fountain pen 810540 960 720

間違いないかを尋ねる際の敬語を見ていく前に、まずは間違った敬語の使い方から見ていきます。間違いないか尋ねる時には、ついつい「お間違いございませんか?」と尋ねてしまいがちになります。しかし、「お間違いございませんか?」という敬語は、このようなシーンでは使ってはいけません。なぜ、この敬語は間違いになるのでしょうか?

「お」をつけると尊敬語になるため自分自身の行動には適さない

間違いないか尋ねる時の、「お間違いございませんか?」という表現は、「お間違い」という表現が間違いになります。「お間違い」という表現は、尊敬語の際に使う表現です。間違いないかを尋ねる時、間違いを確認しているのは自分自身です。そのため、そこに「お」をつけて尊敬語にしてしまうのはNGとなります。「お」をつけてしまうと、相手の間違いを指摘しているような表現になってしまうのです。

相手に届くものである場合のみ「お」や「ご」をつける

自分のする行為に、「お」や「ご」をつけて丁寧にするのは、それが相手に届くものである場合のみです。この場合は、尊敬語にしても意味が正しく通ります。たとえば、連絡です。連絡ならば、自分がする行為でも「ご連絡いたします」で問題ありません。このようなケースがあるため、間違いないか尋ねる時には「お」はつけずシンプルな形にしましょう。

間違いないかを尋ねる敬語は「よろしいでしょうか?」でOK

では、間違いないかどうか相手に尋ねる時には、どのような表現の敬語で尋ねれば良いのでしょうか?間違いないかを尋ねる時の敬語としては、「よろしいでしょうか?」で問題ありません。「よろしいでしょうか?」という表現であれば、相手は間違いを指摘されている感じも受けません。また、敬語としても正しい言い方になります。

敬語はシンプルに使うのが適切

敬語は、無駄に丁寧に使用しようとすると、おかしな言い方になっていってしまいます。変な言い方が定番となってしまう場合もありますが、間違った敬語の使い方を嫌がる人は必ず存在します。そのため、毎違いないかを尋ねる時だけでなく、敬語は出来るだけシンプルにするという意識を持ちましょう。

「間違いございませんか?」も正しい敬語の使い方

間違いないか尋ねる時には、「間違いございませんか?」という表現も正解です。「お間違いございませんか?」ではNGになりますが、「間違いございませんか?」という表現であれば、自分に対して尊敬語を使っているという事はなくなります。そして、相手の間違いを指摘しているような雰囲気もなくなるのです。そのため、敬語として正しい使い方と言えるでしょう。

間違いないかを尋ねる場合の敬語は「よろしいでしょうか?」「間違いございませんか?」がふさわしい

以上、間違いないか尋ねる際の敬語の使い方のご紹介でした。間違いないか尋ねる際の敬語の使い方としては、お間違いという表現は避けて、「間違いございませんか?」や、「よろしいでしょうか?」にするのが正解になります。正しい日本語を使い、相手に不快感を与えないようにしていきましょう。

人気の転職サイト特集

  1. doda合格診断:あの人気企業に転職できるかも?あなたの合格可能性を3ステップで簡単診断

    転職人気企業ランキング上位300社の中から、あなたが転職できる可能性のある企業を診断し、メールでお知らせします。実際に求人に応募する前に、まずは合格可能性をチェックしてみませんか。

  2. DYM就職:第二新卒・既卒・フリーター・ニートの就職に強い

    エージェントが就職できるまで二人三脚!今からでも正社員としての就活が間に合います。

  3. ハタラクティブ:内定率は80%以上!20代(第二新卒・既卒)や未経験業界への転職に強い

    内定率は業界トップクラスの80%!カウンセリング実績6万人以上から得られたノウハウをもとに、20代・第二新卒ならではの悩みや不安を解決してくれます。

2016年12月12日ビジネス

Posted by BiZPARK