訊ねる・尋ねる・訪ねるにおける意味の違い
「訪ねる」の意味:相手のもとに伺う
訪ねると尋ねると訊ねるの違いとして、まずは訪ねるの意味から見ていきます。訪ねるの意味は、この3つのたずねるの中では多少イレギュラーな意味になります。訪ねるは、訪問するという意味です。つまり、相手のもとに伺う事を、訪ねると表現します。
訪問という漢字で覚えると分かりやすい
訪ねるは、訪問するという漢字で覚えるのがおすすめです。相手の元へ伺うという言葉だけで意味を覚えようとすると、訊ねるや尋ねるなど、どれが訪問するという意味だったかを忘れがちになります。ですが、漢字で意味を覚えていけば、どのたずねるが訪問するという意味なのか、その違いについて分かりやすくなるでしょう。
「尋ねる」の意味:質問する
次に、訊ねると訪ねると尋ねるの違いとして、尋ねるの意味はどのような意味になるのでしょうか。尋ねるの意味は、質問するといった意味になります。居場所を尋ねる、目的地までの行き方を尋ねる、そのような言葉の使い方をするのが正解です。日常的に一番よく使われるのは、この意味の尋ねるではないでしょうか。
探し求めるという意味もある
直接的に質問をしなくても、自分自信で探し求めるという意味もあるのが、この尋ねるです。たとえば、真理を尋ねるとか、日本の始まりを尋ねるとか、自分で調べて考えるという意味もあるのがこの尋ねるなになります。こうした意味をしっかりと覚えておくと、訪ねると訊ねるとの違いをしっかりと理解して正しい使い方が出来るでしょう。
「訊ねる」の意味:強く問いただす
訊ねるは、雰囲気としては尋ねるに近い意味の言葉だと言えます。尋ねるには、探し求めるや、質問するという意味がありました。ですが、訊ねるには、強く問いただすという意味があります。つまり、尋ねるとあまり違いがなく、それより意味を少し強くしたような言葉が、この訊ねるになるのです。訪ねるとは、当然大きく違います。
日常的に使われるケースが少ない
訊ねるという言葉は、尋ねるや訪ねると違って、日常的に使われることはあまりありません。文学表現などでは登場する場合もあると思いますが、日常的な会話の中で、この漢字の訊ねるを目にすることはあまりないでしょう。そのため、忘れないようにしっかりと違いや意味を覚えておかないとなりません。
訪ねるは訪問する・尋ねるは質問する・訊ねるは強く問いただすという意味の違いがある
いかがでしたか。「たずねる」の漢字の違いについてみてきました。訪ねると尋ねる、訊ねるには大きな違いがあると覚えていくと、忘れないように覚えおけるでしょう。訪ねるは訪問するといった意味なので、違いについて覚えやすいです。また、訊ねると尋ねるは両方とも似たような意味なので、覚えやすいです。2グループの違いさえ覚えておけば、ただしく使う事が出来るでしょう。
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