上司を「威圧的」「怖い」と感じた時に即実行すべき対処法
上司が威圧的や怖いと感じる人の考え方を変えるべき
「上司が威圧的だ」「怖い」今の職場でこう感じている人は、仕事だけでなくこれまでの人生の中で、同じような経験をしているケースがほとんどです。そして、そういった経験から、上司の言葉や態度に対して、過剰に反応してしまう場合があるのです。
仮に、上司が普通の対応を取っていたとしても、それまでに誰かを怒鳴っているのを頻繁に見かけたりしてしまうと、本能的にあの上司は威圧的だ、あの上司は怖い、というイメージが染みついてしまっているのです。そんなときは、客観的に感情の根本部分を探りましょう。
上司を分析をしてみる
なぜ上司が威圧的だ、または怖いと感じてしまうのか、その感情を自分の中で客観的に組み立ててみましょう。一度苦手意識がついてしまうと、その感情だけで思考が支配されがちになるので、正しい見方ができなくなります。
過去の経験や上司の態度を見た記憶が全て紐づいてしまい、必要以上に上司に対する苦手意識をもってしまうので、思考を分析することで、物事の側面だけでなく全体をイメージできます。そうすると、自分の先入観とは違った上司の一面が見えるようになり、ときには威圧的だった、ああいったケースでは怖いときがあった、という気付きがあり多少は楽になるはずです。
威圧的や怖い上司との人間関係を見直す
威圧的な上司、そして怖い上司と人間関係を構築していくのは、とても難しいことだと思います。そして、上司とうまくやっていけないかも知れないという考えが次第に、周りの人を怒っているのを見るだけで嫌になる、どうせ仲良くなれないと思ってしまい距離を取る、といったような関係性を知らず知らずのうちに築いてしまうのです。
ですが、上司に対してそういった行動に出てしまうのは、上司の行動だけに原因があるとは言い切れません。
威圧的な上司に対して取っている態度に問題はないか?
威圧的な態度をされた、怒鳴られて怖かったという上司への印象が一度ついてしまうと、どうしても防衛本能が働いてしまいます。そうすると、相手の思いや対応について考えるのをやめてしまい、とにかく上司を拒否するという態度を取ってしまうのです。
こういった態度は、上司にとっても「避けられている」という不快感に変わり、仕事の話をしているのに反抗的だと考え更に攻撃的な姿勢を招く原因になるのです。もう一度、自分が上司に対して取っている態度に問題はないか、考え直す必要があると言えるでしょう。
上司を威圧的や怖いと感じ始めたタイミングを探る
威圧的な上司や怖い上司をどう対処するかを考えた際、最後はどのタイミングで上司が苦手になったかを探りましょう。人は恐怖を感じると、その感情と一体化しやすいので冷静な判断ができず、その場を切り抜けるだけになってしまいます。それを繰り返すうちに自分の中で固定観念となってしまい、脳が過去にあった同じようなシーンに戻ってしまうのです。
威圧的や怖いと感じる前に気持ちの切り分けを行い対処
上司がいつから怖くなったのか、威圧的になったのかという時期をしっかり探りましょう。そして、その部分を見つけたら気持ちの切り分けを行いましょう。いつから上司の態度は変わったのか、そして自分もどう変わってしまったのか。
それによって、威圧的な態度をされた原因や、怖いと感じる元になったものをはっきりと区別できます。そうすれば、上司の性格面を含めておのずと対策が見えてくるので、自然と対処もしやすくなるのです。
上司が威圧的な態度や怖いと感じたら状況や関係性を見直してみる
ここまで、上司が威圧的な怖い態度で接してくる時の対処法について見てきましたが、仕事である以上、これからも上司との人間関係を避けていくことはできません。そのためにも、ただ威圧的な上司を避けるだけに終始せず、しっかりと原因を探りましょう。そうすれば、こういう特徴のある人だからこう接しよう、という対処法が見えてきますし、自分が正すべき姿勢があったとすれば、その点もはっきりするはずです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません