男尊女卑がある会社での上司との接し方と例
男尊女卑の考えを持った上司のタイプ
男尊女卑の考えを持った上司には、どのような人物が多いのかを考えてみましょう。上司のタイプを知ることで対策も見えてくるかもしれません。あなたの会社にはこんな上司はいませんか?
男女雇用機会均等法制定前から働いている中高年層
若い頃に培ってきた考えというのはなかなか変えられないものです。男女雇用機会均等法制定後に生まれ育った人にとっては当たり前のことでも、それ以前の年代にとっては受け入れ難いものがあるようです。
同じ会社で長年勤める中高年層の男性にとっては、女性がバリバリ働くという姿に抵抗を感じてしまう人も多いようです。
プライドが高く、自分に自信がない
性格的な観点から見ると、プライドが高いのに、実際自分の自身がない人が女性を卑下にして職場で優越感を得るという上司も少なくないようです。こういう人は、会社で常に誰かを罵っていないと安心できないといった傾向にあり、甲斐性なしの確率が高いです。
その矛先が、職場で弱い女性に向かってしまうのでしょう。
職場の具体的な男尊女卑の例
男尊女卑といっても、具体的には、どういったこと行動が該当するのかをまとめてみました。 実際にある会社で起こっている具体例を見て、男尊女卑についてもっと掘り下げていきましょう。
男尊女卑をする上司の例①女性に偏見を持ち、存在を妬む
●「女が社会に出ても、使い物にならないな」
●職場にいる事務員の女性を名前で呼ばず「事務」または「派遣」呼び
●女社長に対して、「あいつは枕営業してるんだろうな」と女性の実力は認めない
これは典型的な男尊女卑の考えですね。女性に対し偏見がある、女性の昇進や出世を妬むタイプです。結局、この上司は自分が仕事ができないから会社で見栄をはって、こういった発言をするのではないのでしょうか。非常に見苦しいです。
男尊女卑をする上司の例②会社で都合のいい時だけ女性を使う
●会議で発言するのは男性のみで暗黙の了解
●しかし、資料をつくって日程を調整するのは全部女性の仕事
●女性が発言すると、後からペアの男性に「言いたいことがあるなら事前に言え。会議で俺が言うから」と怒られた
このタイプの男尊女卑は、職場全体の問題のようです。業種によるのか、会社の伝統なのか、こういった考えが無意識に植え付けられているのでしょう。女性には発言権もないようでは女性社員のモチベーションもどんどん下がってしまいます。
男尊女卑の上司に対する接し方について
さて、男尊女卑の内容についていろいろと見てきましたが、このような状況を打破するためにはどうしたらよいのでしょう。「一緒に働きたくないから会社を辞める」というのは簡単ですが、それでは次に同じような状況に遭遇しても、辞めなければならず、あなたばかりが損をしてしまいます。
その前に、男尊女卑の上司に対してうまく接する方法はないか、考えてみましょう。
当たり障りのない対応で軽くあしらう
考えが古く、典型的な男尊女卑の考えの上司に対しては、適当にあしらうのが一番です。仕事中、いちいち構っていたら時間の無駄ですので、当たり障りのない対応で受け流しましょう。職場で皮肉を言ったり、反発したりするとさらに絡んでくる可能性が高いので気を付けましょう。
最初は辛いかもしれませんが、慣れてくると気にならなくなってきますよ。
女性としての実力を見せつける
男尊女卑がある会社では、女性も優秀だという実力を見せ付けるのが最も有効的でしょう。
最初は会社での風当たりも強く、人一倍の努力と強い精神力が必要となりますが、誰か一人でも実績をあげ、実力を認められれば、職場の考えに変化をもたらすことができるはずです!
男尊女卑がある会社での上司には軽く流すか、職場で実力を見せつける
男尊女卑がある会社での上司との接し方と例について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
男尊女卑の上司に運悪く当たってしまった場合、相手はその人一人なので、職場の周りを味方につけるなど、取れる対策も多いでしょう。しかし、職場全体が男尊女卑の考えだとなかなか前向きになるのは難しいかもしれません。
その職場で頑張っていくにはそれなりの覚悟が必要となりますが、あなたの努力次第で可能性はゼロではありません。「自分が変えてやる」といった強い意志を持って諦めずに立ち向かってください!
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