危険物取扱者の資格を履歴書でアピールできる職種と書き方
危険物取扱者の資格が履歴書でアピールできる職種がある
危険物取扱者の資格を履歴書でアピールできる職種としては、主に以下のようなものが挙げられます。
・ガソリンスタンド
・ビルメンテナンス
・危険物を運搬する車両の運転手(タンクローリーなど)
・化学メーカー、化学工場
・製造メーカー、製造工場
・その他危険物取扱施設の運営、管理
など危険物取扱者の資格保有者がいることで初めて、その場で危険物の取扱い・保有が可能となります。このため、上記以外にも危険物を取扱っているあらゆる職場で、危険物取扱者の資格が役立ち、履歴書でもアピールできるのです。
ガソリンスタンドでは特に有利
危険物取扱者の資格が履歴書でアピールできる職種として、最もポピュラーなのがガソリンスタンドです。ガソリンスタンドでは危険物(ガソリン)を常時取扱いますので、最低一人は危険物取扱者が常駐しないと業務が行えません。このため、危険物取扱者の資格は正社員、アルバイト問わずガソリンスタンドへの就職に非常に有利になります。他にもガソリンスタンドの様に危険物を常時扱う職種、危険物を少人数で扱う職種の場合は、危険物取扱者の資格が非常に有利となり、履歴書でアピールできるのです。
危険物取扱者の資格には甲種・乙種・丙種がある
危険物取扱者の資格は、甲種、乙種、丙種と区分けされています。甲種、乙種、丙種それぞれの評価は以下のようなイメージとなります。
甲種:危険物を取扱うあらゆる職場で評価される
乙種:大学の研究施設や、化学メーカーの研究施設など一部専門的な職場を除き、危険物を取扱うほぼ9割の職場で評価される
丙種:評価されることが少ない
丙種を持っていて、履歴書に記入したとしても、あまり評価されないでしょう。
乙種・甲種を所持していれば履歴書に書くべき
前述したとおり、乙種以上から評価対象となります。甲種、乙種を持っている方は積極的に履歴書に記入しましょう。丙種も所持している資格数が少ない場合は、履歴書に記入しても良いです。なお、危険物を取扱わない職種、職場の場合は(一般企業の事務など)、危険物取扱者の資格はほぼ評価されませんので、あえて履歴書に記入する必要はありません。
履歴書には「取得日・種類・危険物取扱者」の順で記入する
危険物取扱者の資格を履歴書に記入する場合、以下の様な書き方となります。
平成〇〇年〇月 乙種第4類 危険物取扱者
平成〇〇年〇月 乙種第3類 危険物取扱者
平成〇〇年〇月 甲種 危険物取扱者
先に甲種、乙種、丙種の種類を書き、その後に「危険物取扱者」と記載します。なお、履歴書の記入順は、難易度順ではなく取得日順です。
履歴書には資格をひとつずつ記入する
例えば危険物取扱者甲種、乙種(第1類〜第6類)、丙種のすべての資格を所有している方の場合、「危険物取扱者全種」とまとめ書きしたいところです。しかし、それぞれ独立した資格でありますので、極力一つずつ分けて記入するのをおすすめします。ただし乙種の場合は数が多いため、「乙種第1類〜第6類 危険物取扱者」といった様なイメージでまとめて記載するのは問題ないでしょう。
ガソリンスタンドへの就職で有利になる危険物取扱者資格は乙・甲であれば履歴書に必ず記入しよう
危険物取扱者の資格は、危険物を取扱う上で必須となる国家資格です。危険物を取扱う職種や職場では、積極的に履歴書に記入しアピールしていきましょう。この危険物取扱者の資格が決め手で就職が決まることも勿論ありますし、資格手当てとして給料が増えるのも期待できます。所持している方は忘れずに記入してください。
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